2026.06.16

CARS

泣いても笑ってもいよいよ6月で生産終了|自動車評論家の国沢光宏がアルピーヌA110ほか5台の注目輸入車に試乗

国沢光宏さんが試乗した5台の輸入車のインプレッションを紹介!

全ての画像を見る
2026年上半期イチオシのニューモデル33台にそれぞれ5人のジャーナリストが試乗した、計165本のインプレッションを順次公開している恒例の「エンジン・ガイシャ大試乗会」のリポート。今回は自動車評論家の国沢光宏さんが試乗した、5台のインプレッションを一挙紹介!

アルピーヌA110 R70「ザックスがまた格別」

今年の6月で生産を終了するというA110は、ラストスパートでいわゆる「役モノ」を連発している。

今回の“R70”もカーボン製のホイールやボンネット、ルーフで軽量化され、脚まわりはザックスのダンパーとブレンボといった具合。



最高出力こそ300馬力ながら車重1090kgは最近の重量級ハイパフォーマンスカーと全く違う方を向く。

走り出すや存分に軽さを感じる。それでいながらサスペンションがしっかり動いているため、路面にピタリと張り付いているから素晴らしい!

軽いだけのクルマってピョコピョコしがち。コーナーでの身のこなしも、Z軸(回転方向)のイナーシャ(慣性力)をほとんど感じさせない。すべてのA110に共通する軽快感ながら、ザックスを使うA110 Rは別格のしなやかさを持つ。R70を入手できなかったなら、標準のA110にザックスの脚まわりを組み込むという手もある?

A110はラリーにも出ているため、競技で使っているパーツを組み合わせて楽しむということも可能。コレクターズアイテムとして長く付き合いたい。

BMW M5ツーリングM xドライブ「羊の皮を被った狼」

以前330eという2リッター・ターボ+モーターのPHEVに乗っていた。普段はモーター走行のため極めてジェントルながら、アクセル床まで踏むとシステム出力252psという3リッター並のパワーを出す。今や進化を重ね、試乗したM5ツーリングは4.4リッターのV8ツインターボ+モーターにより、システム出力727psとな!



どんなものかと走り出すと、街中では極めて滑らか。タイヤサイズやサスペンションの関係で少しばかりハードながら、ボディサイズさえ気にならない環境なら近所のコンビニまでの買い物だってストレスなし。電気自動車(PHEV)ですから。ステーションワゴンなので、コストコやIKEAの買い物だって余裕でこなす。されどアクセルを踏み込むや文字通り「羊の皮を被った狼」の世界観である。

これまた試乗環境により狼の激しさはホンの少ししか味わえなかったものの、オーナーになれば試す機会もあるかもしれない。1台のクルマ生活なら間違いなくショッピング・リストの上位に入ってきますね!

advertisement



RELATED

advertisement