2026.05.21

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スマホやPCは大敵!時計が磁気帯びするとどうなる?磁気対策や磁気抜きの方法を紹介

機械式時計(着用イメージ)

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スマホやPCなど身の回りには磁気を発生させる機器が溢れている。これら磁気を発生させる機器は、腕時計にとって大敵といえる存在だ。では、時計が磁気を帯びるとどのような症状が起きるのだろうか。

時計が磁気帯びするとどうなる?パッと見ではわからない磁気の影響

時計の“磁気帯び”とは、時計の構成パーツである金属部分が磁気の影響を受け、磁石のような性質を持つことだ。

時計が磁気を帯びてしまうと、時刻の進みや遅れが発生する。機械式時計の場合、磁気帯びすると1日あたり数十秒ほどのズレが生じることも珍しくない。

一方、クォーツ式の時計は、機械式時計と比べると磁気の影響を受けにくい。ただ、絶対に磁気の影響を受けないというわけではない。クォーツ式のアナログ時計の場合、磁気を帯びると時刻の進みや遅れといった症状が見られるだけでなく、強い磁気を受けると止まることもある。



今、周囲を見渡すと、スマホやPCのスピーカー、イヤホン、バッグの留め具、磁気ネックレス、電子レンジ、冷蔵庫、エレベーターなど、身の回りには磁気を発生させる機器で溢れている。

これらの機器に時計を長時間密着させると、時計そのものが磁石と同じ性質を有する“磁気帯び”が発生してしまう。(比較的短時間であれば磁気の影響を受けないと言われるが磁力によって異なるため一概に短時間であれば大丈夫ともいえない)

しかし、電子機器を身に着けたり、身近にある現代において、これら磁気を発生させる機器などから完全に時計を避けるのは難しい。

では、もし時計が磁気帯びした場合、どうしたらよいのだろうか。

時計の磁気帯びチェックの方法と磁気抜きの方法

身につけている時計やコレクションしている時計が磁気帯びしているかどうかは、方位磁針を使うことでチェックできる。もし、時計が磁気帯びしていると、方位磁針を近づけたときに何らかの反応がある。

ただ、身の回りにある磁気を発生させる機器の影響を受けたことに気づかず過ごしているというケースも多いだろう。そのようなときは、定期的なメンテナンス(オーバーホールやブレス洗浄など)のときに磁気抜きも依頼するとよい。



また、1日あたりの時刻のズレが大きい(機械式時計の目安は1日あたり-10秒〜+20秒以上※アンティークウォッチを除く)場合は、一度正規販売店や購入した店舗で磁気帯びしていないかチェックしてもらうことをおすすめする。

その他にも、自分で磁気抜きをしたいのであれば、市販の機器を使って磁気抜きするという方法もある。が、機器の使い方を誤ると磁気を帯びさせてしまう可能性があるため、より確実に磁気抜きをしたいのであれば、時計の販売やメンテナンスを行っているブティックや専門店に依頼する方が安心といえるだろう。

時計は進化している!近年では磁気に強い時計も多い!

“時計は磁気が大敵”ということはメーカーも理解しており、時代や技術の進化にあわせて磁気の影響を受けづらいムーブメントへアップデートしたり、磁気に強い素材を採用したりしている。

また、METAS(マスタークロノメーター)認定の時計の場合、15000ガウス(MRIの中心磁場ほどの磁界の強さ)に耐えられることからも、時計そのものが磁気に強くなってきているといえるだろう。



とはいえ、時計を構成する金属パーツが磁気を帯びているというのは、時計にとって良いことではない。そのため、時計を外して置いておくときや、着用しているときは、磁気を発生させる機器などから5cm以上離すことが推奨されている。

時計を長く愛用し続けるためにも、日常の取り扱い方や時計の保管方法などを見直してみてはいかがだろうか。

文・編集=齊藤優太

(ENGINE Webオリジナル)

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