2026.08.30

CARS

ラリー優勝マシンが市販化! 最強のオフローダー、その名は「ディフェンダー・ダカール」

最強のディフェンダー、“ダカール”の見た目はほとんど競技車両のD7X-Rそっくり!?

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2026年のダカール・ラリーで初出場・初勝利を飾った「ランドローバー・ディフェンダー」をベースとする競技車両D7X-Rが、プロダクション・モデルとしてラインナップの頂点を飾ることになった。

勝利をおさめたD7X-Rを、ほぼそのまま公道へ


その名はずばり「ディフェンダー・ダカール」。史上最も過酷なオフロード・レースのひとつとされる2026年ダカール・ラリーにD7X-Rで初出場を果たしたランドローバーは、14日間・全13ステージ中10ステージで1-2-3フィニッシュを飾り、3台合計で2万4000kmもの過酷な行程を走り抜いた末、新設されたストック・クラスで1位・2位・4位を独占する快挙を成し遂げた。



今回発表された「ディフェンダー・ダカール」は、その勝利の立役者を公道走行が可能な形へと落とし込んだ限定生産モデルだ。



ボディ、トランスミッション、ドライブトレイン、そして4.4リットルのV8ツインターボまで、競技車両のD7X-Rそのものの構成を受け継いでいる。競技規則による出力制限が解かれたことで、エンジンは本来の635psをフルに解放し、冷却能力の強化とあわせて750Nmのトルクを発揮。トレッドは拡幅され、車高も引き上げられたほか、D7X-R譲りのラリー用サスペンションも採用する。



タイヤ外径は35インチ。新設計の20インチ鍛造ホイールにアドバンスド・オールテレイン・タイヤを組み合わせる。サスペンションはコイル式で、モータースポーツで実績のあるビルシュタイン製のアドバンスド・ダンパーを装備。新たなデューンズとグラベルの2つのドライブ・モードに加え、極端かつ変化に富んだ路面での着地時の安定した挙動を確保するため、もともと競技車両向けに開発された革新的なフライト・モードも用意される。



エクステリアでは、ルーフ・マウント式のライトポッド、固定式メタル・ルーフ、カーボンファイバー製の吸気口とボンネット、リベットをあえて露出させたワイド・フェンダー、専用マッド・フラップなど、ラリー由来のディテールが満載。強化されたメタル製フロント・アンダー・シールドとアンダー・ボディ・プロテクションも装備する。



ボディ・カラーは、勝利したD7X-Rに着想を得たダカール・サンドのボディにヤンブー・ターコイズのルーフを組み合わせた専用の配色。マット仕上げの保護フィルムをナルヴィック・ブラックやアラスカ・ホワイトと組み合わせるオプションも用意される。

インテリアは2+2の4座で、前席には専用開発されたレース・シートを装備。4点式のレーシング・ハーネスはオプション設定で、後方の収納スペースはレース用ヘルメットの収納も想定した専用設計だ。ラゲッジ・スペースには、スペア・ホイールとエア・コンプレッサーの専用マウントも組み込まれる。

正式な予約受付は2027年初頭から。詳細な技術仕様は、2027年にサウジアラビアで開催されるダカール・ラリーで公開される予定だ。価格は現時点で非公表だが、ベースとなる「ディフェンダー・オクタ」の日本仕様のプライスが2234万円であることを踏まえると、より過激な「ディフェンダー ・ダカール」がそれ以上になるのは間違いない。

文=上田純一郎 写真=ジャガー・ランドローバー

(ENGINE Webオリジナル)

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