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No.271

ENGINE12月号 未来のクルマ、クルマの未来。



2023年10月26日発売 本体価格:1400円(税込)

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“エンジン的”クルマ好き目線で考える
100年に一度の大変革で、「変わるもの」と「変わらないもの」はなにか?

未来のクルマ、クルマの未来。



右を向いても左を向いても、“EV、EV”の大合唱が聞えてくる昨今の自動車業界。確かにいま、クルマ社会が100年に一度の大変革期にあることは間違いないが、オセロ・ゲームで黒石がひっくり返っていっぺんに白くなるように、突如、EV一色の世の中がやってくるとは思えない。少なくとも、これまで100年以上にわたって内燃機関のクルマを愛しつづけてきた私たちクルマ好きの目線で考える限りでは、そんな単純な「クルマの未来」がやってくるとは、とても想像できないのだ。

では、どんな「未来のクルマ」が、どんな「クルマの未来」をつくっていくのか。それを「いま・ここ」にあるクルマにじっくりと乗ってみることで考えていこうというのが、今回の特集のテーマである。

正直に言って、どんな結論が出るのか、私たちにもわからない。
ただ、この大変革で「変わるもの」も多いだろうが、「変わらないもの」も同じようにたくさんあるとは、なんとなく感じている。そのあたりを取っかかりにして、このとてつもなく大きなテーマに取り組んでいくことにしたい。あくまで“エンジン的”クルマ好き目線で。

◆プロローグ
2台のプラグイン・ハイブリッド・フェラーリに乗って考えてみた。フェラーリの未来、スポーツカーの未来。



◆第1部 海外試乗篇
#1 PHEVに生まれ変わったランボルギーニの旗艦、レヴエルトに乗る。夢心地とは、まさにこのこと。
#2-1 ついにバッテリーEVになったBMW5シリーズにポルトガルで乗る。EVになった5 シリーズが見せた新しい“駆け抜ける歓び”とは?
#2-2 i7シリーズに加わったM70 xDriveにポルトガルで乗る。これぞフラッグシップのM、硬軟併せ持つ走りに脱帽だ。

◆第2部 国内試乗篇
#1 ドイツ御三家の最新BEV3台を乗り比べる。ここまで見事に違うとは!
#2 欧州とアジアのコンパクトBEV4台に乗る。普及まであと5年!?
#3 日産のいまを象徴する2台に乗って考える。戦艦大和と小さな貴族
#4 未来に残したいエンジンを搭載する4台に乗る。これらは世界遺産だ!

◆第3部 ジャパン・モビリティ・ショー篇
東京モーターショーあらためジャパン・モビリティ・ショーで発表されるこれからのクルマたちから考える。すぐ先の未来の向こうに見えるものは?

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【ニューモデル海外試乗記】
1)最新オープン・フェラーリ、ローマ・スパイダーにイタリア・サルディニア島で乗る。こんなに気持ちのいいスパイダー、乗ったことがない!



2)ポルシェ911の生誕60周年を祝う、1963台だけの911、S/Tに乗る。楽しくないはずがない!



【TEST ON THE TRACK】
#1 富士でレクサスのプロトタイプにイッキ乗り。レクサスらしさ、とは?
#2 6台のベントレーに袖ケ浦サーキットで乗る。味付けの技がすごい!

【ENGINE WATCH CLUB】
アンダー100万円の“価格を超えた価値ある”時計はこれだ!



【FASHION FEATURE】
スーツを着て、街へ出よう! TIED-UP!




◆スタイリスト祐真朋樹の提案!乗る車×着る服
フェラーリ SF90 ストラダーレ× PRADA

◆連載 わが人生のクルマのクルマ。
第31回 山﨑武司(スポーツ・コメンテイター)×ランボルギーニ・アヴェンタドール SVJ


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