2019.05.25

WATCHES

ブライトリングの希少なジャパンスペシャルにプレミアムな価値が宿る。/菅原茂が選ぶバーゼル新作6

大きく様変わりした2019年のバーゼル時計見本市。新作は例年以上に強い個性を感じる粒ぞろいで、ENGINE時計班の菅原茂とENGINE編集部・中村光宏も大興奮! 中でも見逃せないのは日本だけで販売される希少な限定モデル。人気のブライトリング、ウブロなどから発売予定だ。

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BREITLING/ブライトリング
クロノマット JSP ローマン インックス リミテッド

「ナビタイマー 8」や「プレミエ」などで新しい方向性を打ち出す一方で、日本の熱心なファンのための特別モデルも忘れていないのがブライトリング。今年は「クロノマット」誕生35周年を記念する第一弾として発表されたジャパンスペシャルが話題だ。とくに注目すべきは1984年から2004年まで続いたライダータブ付きベゼルや、日本向け特別仕様のダイアル。古くからの愛好者には嬉しい。


日本限定で発売される「クロノマットJSP」は、このローマ数字ダイアル(500本限定)と、他にマザーオブパールダイアルを展開。自動巻きクロノグラフ。COSC認定クロノメーター。ステンレススティール、ケース直径44㎜、200m防水。税別予価90万円。今春発売予定。問い合わせ=ブライトリング・ジャパン Tel.03-3436-0011



ENGINE時計班の2人がリコメンド!

■菅原茂■名デザイナーのクリエーションを末永く愛用したい人に

ローカルマーケット向けに作られる特別な時計は、ファンサービスという一面も
確かにあるが、ブライトリングのこの「クロノマット JSP」については、また違った
趣向も含まれているように思う。名作「クロノマット」をブランドの永遠のクラシッ
クとして、激動するモデルチェンジの外に置くという感じ。エディ・ショッフェルの
偉大なデザイン遺産を守る意味でも重要なモデルだ。


■ENGINE編集部・中村光宏■悪目立ちしないからシーンや服装を選ばない。

一昨年、「クロノマット」に伝統的なライダータブを復活させたモデルが日本限定
(=JSP)として登場した。それは代表的なバーインデックス仕様だったのだが、
今年は人気のローマンが採用された。が、よく見ると今までのローマ数字とは異
なるデザイン。1997年の「クロスウィンド」のローマンを復活させ、JSPだけの
ために搭載したのだ。悪目立ちせず、シーンや服装を選ばないのも嬉しい。



こんなのもありました!
日本人好みの味付けが嬉しい。


クラシック・フュージョン
ベルルッティ スクリット
フラットビアンコ

スクリットデザインのベルルッティヴェネツィアレザーをダイアルとストラップに用いた人気シリーズの日本限定カラーからシンプルな3針モデルが登場。100本限定と希少で完売間違いなしだ。自動巻き。チタン、ケース直径45㎜、5気圧防水。税別予価144万円。6月発売予定。問い合わせ=LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロTel.03-3263-9511


FREDERIQUECONSTANT/フレデリック・コンスタント
クラシック カレ
オートマチック スケルトン

日本限定を数多く展開する同社から、使いやすいサイズで人気の高い角型モデルの「カレ」に旬なスケルトン・モデルが加わった。自動巻き。ステンレススティール×ローズゴールド・プレート、ケース縦33.3㎜×横30㎜、3気圧防水。税別予価24万8000円。10月発売予定。問い合わせ=フレデリック・コンスタント相談室Tel.0570-03-1988


文=菅原茂/中村光宏(ENGINE編集部)

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