2019.10.17

LIFESTYLE

庭園のような美しいブドウ畑が広がる、『神曲』ダンテの子孫が所有するワイナリー

Valpolicella(ヴァルポリチェッラ)の中心地にあるワイナリー「Serego Alighieri」(セレーゴ・アリギエーリ)。「神曲」を著わした詩人で哲学者のダンテ・アリギエーリの末裔で、21代続くAlighieri(アリギエーリ)伯爵家が6世紀以上前から所有している。現在は、MASI(マァジ)社と協業して、ワイン造りを行なっている。


セレーゴ・アリギエーリのワイナリーは、3kmに渡って高さ約3mの石壁に囲まれている。
ワインショップもあり、営業時間であれば左のインターフォンのボタンを押すと扉が開く。

今なおアリギエーリ伯爵家が住むこのワイナリーは、3kmに渡る石造りの壁に囲まれている。中に入ると、糸杉の並木や中庭の草花がきれいに手入れされ、ブドウ畑やオリーブ畑も同様に、畑というより庭園のように見える。ブドウ畑の畝の端にはバラが植えられ、赤や白の花を咲かせている。観賞用としてだけでなく、ブドウよりも病気に弱いバラを植えることで、病気に対するセンサーの役割を果たしているという。


[マァジとセレーゴ・アリギエーリの美しいブドウ畑の動画はこちら]

庭園を歩くと、時折「PRIVATO」(プライベート)の看板があり、その先は立ち入り(撮影も)禁止。特別に拝見させてもらうと、端正な生垣の先に、瀟洒なお屋敷が建っていた。


ワイナリーの敷地にある「La Foresteria Serego Alighieri」(ラ フォレステリア セレーゴ アリギエーリ)は静寂な雰囲気。

この日宿泊するのは、アリギエーリ伯爵邸とは別の棟にある「La Foresteria Serego Alighieri」(ラ フォレステリア セレーゴ アリギエーリ)。伯爵家の使用人が暮らしていた建物を改装したシックな造り。大きな梁を見せる室内は木調で、静かで落ち着いていて心地いい。


宿泊をしなくても、ワインショップを訪ねれば庭園を眺めることができる、おすすめのワイナリーである。


テイスティング可能なワインショップ。セレーゴ・アリギエーリのアマローネはもちろん、多くのマァジのワインが揃う。

文=山元琢治(ENGINE本誌)   写真=増田岳二  協力=日欧商事


◇「La Foresteria Serego Alighieri」(イタリア語・英語)
     https://www.seregoalighieri.it

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