2020.03.18

CARS

【メルセデス・ベンツ300TE(1992) 長期レポート ♯12 】燃費も良くなってます

過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。


***


燃費も良くなってます。

編集部にやってきて1年。それまでの16年間とほぼ同じ距離を走行した92年型 300TE。不具合が生じるどころか、吹け上がりはいっそう滑らかに、乗り心地はどんどんしなやかになっている。燃費も少しずつ良くなっていて、満タンで500kmを走行した日をついに迎えた。このときが最良燃費で8.5km/ℓ。3ℓ直6と4段ATの組み合わせで1600kgの ボディを引っ張っていることを考えると、なかなかの好燃費だと思う。当時のカタログに記載される10・15モード燃費は6.8km/ℓである。今月は右前輪がパンク。ジャッキなど、工具の使い勝手がすこぶるいいのにも驚いた。そろそろタイヤ交換の時期だ。


文=荒井寿彦(ENGINE編集部)


■44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離 3万4570km+3万1753km


2008年にENGINE編集部は「長期テスト44号車」としてメルセデス・ベンツ300TE(1992)を購入。1984年にデビューしたこの124型は「消耗部品をちゃんと交換していけば新車同然の状態で長く使える」と言われた名車で、それを検証すべく連載スタート。購入時の走行距離が3万4000㎞だった44号車は、12年後の2019年に走行距離30万キロを突破し、いまだ現役です。


(ENGINE2009年10月号)


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