現在では腕時計として身に着けることができる「ラ・エスメラルダ」に使用されている3本のゴールド製ブリッジは、職人の手作業によって"ブラックポリッシュ"と呼ばれる鏡のような輝きで完璧に仕上げられている。その作業には一週間を要するという。ジラール・ペルゴというブランドを特徴づける、仕上げの美しさを象徴するラグジュアリーでタイムレスな魅力を発散している。自動巻き。ピンクゴールド、ケース直径44㎜、3気圧防水。税別2231万円。
ジラール・ペルゴを代表するレクタンギュラーケースコレクション『ヴィンテージ1945』の日本限定モデル。創業者一族のフランソワ・ペルゴが幕末の日本に初めて来日した当時、外国人から「ジャパンブルー」と呼ばれた藍染を着想源に、インデックス、針、ストラップなどに独特な"青" をあしらった。自動巻き。ステンレススティール、ケース縦33.3㎜×横32.46㎜、3気圧防水。日本限定100本。税別116万円。
グランドピアノの頂点を極めるスタインウェイ&サンズの「D-274」。誕生は1884年に遡るが、実はその同じ時代、1791年に創業していたジラール・ペルゴは、今なお技術の高さを象徴するブランドのアイコンでもあるスリーブリッジ・スタイルのトゥールビヨン付き懐中時計を開発し、1890年のパリ万博でゴールドメダルに輝いている。19世紀末を前に、当時の最高のクラフツマンシップから誕生したもの同士が、現在もそれぞれのカテゴリーの最上のポジションに君臨しているのだ。ジラール・ペルゴ社の技術力の伝統はその後も脈々と受け継がれ、現在のフラッグシップコレクション「ヴィンテージ1945」にも、そのDNAを見ることができる。シンプルなモデルであっても、ハイエンドなコンプリケーションと同様の丁寧な作り込みや仕上げに、老舗の矜持がうかがえる。(まつあみ靖)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
キュレーション=ジョースズキ 写真=近藤正一/沖田一真 スタイリング=安部武弘/仲唐英俊
2025.04.01
WATCHES
【速報】この色は黒に近い青、それとも青に近い黒!? シャネル「J1…
PR | 2025.03.27
CARS
DEFENDERで人生を輝かせる特別な旅をしてみませんか? ラグジ…
PR | 2025.03.26
CARS
フィアット・ドブロに美味しいものを積んで、勝沼のぶどう畑でピクニッ…
PR | 2025.03.17
LIFESTYLE
これぞオトナの余裕。エティアムからエレガントな大容量ホーボーバッグ…
2025.03.25
WATCHES
ブラックライトを当てると浮かび上がる隠しマーク スウォッチ Bio…
PR | 2025.03.19
CARS
レインボーブリッジをアバルト500eで走った!「アバルト500eプ…