最近のスケルトンは、ムーブメントを徹底的に見せてメカ自体をフェイスの意匠とするのが常套手段だが、今年のエルメスのアプローチはひと味異なる。スモーキーなグラデーションを施したほの暗いサファイアクリスタルを通して中が見えるという凝った演出。既存の同モデルよりもまた一段とシックで、大人の粋な時計という印象だ。
あぶみから着想を得た上下非対称のラグや、ギャロップする馬のリズムに合わせるように時を刻む、斜体のアラビア数字などを特徴とする「アルソー」で、スケルトンは人気のロングセラー。今年はスケルトンの見せ方にひと工夫を凝らす。自動巻き。ステンレススティール、ケース直径40㎜、3気圧防水。税別96万6000円。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年6月号)
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