2020.05.18

WATCHES

ENGINE編集部が注目する、2020年新作時計|パルミジャーニ・フルリエ

PARMIGIANI FLEURIER/美しくなくてはトゥールビヨンにあらず

複雑な時計機構のみならず、ユニークな美学で時計好きを魅了するのが天才時計師ミシェル・パルミジャーニの持ち味。注目の新作はトゥールビヨンとクロノグラフを併せ持つ「トンダグラフ」だ。もはや定番といえるローズゴールドとスレートグレーの絶妙なコンビが素晴らしいが、装飾仕上げに発揮された職人技がこれまた絶妙。



トゥールビヨンとクロノグラフを融合した自社製ムーブメントPF354は部品の装飾仕上げも最高級。


トンダグラフ

凝ったギヨシェ彫りが施されスレートグレー・ダイアルにローズゴールドのケースと同色のパワーリザーブ表示や半円形スモールセコンド、アプライドインデックス、スケルトンのデルタ針、トゥールビヨンが美しく映える。ストラップはエルメス製。手巻き。パワーリザーブ約65時間。ローズゴールド、ケース直径43㎜、10m防水。税別1990万円。


文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年6月号)

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