2020.06.10

CARS

【メルセデス・ベンツ300TE(1992) 長期レポート ♯24】旧いクルマで古きを訪ねる

過去13年間分の雑誌記事をWEBで再掲載している連載です。毎週水曜日12時更新。


***


旧いクルマで古きを訪ねる

夏休みを利用して44号車で長距離ドライブを行った。東京~長野~松本~上高地~飛騨高山~白川郷~松本~東京という北アルプスの麓を回る全行程約800㎞の旅である。


長旅で実感したのはシートの出来の良さ。18年モノだが、まったく疲れない。峠道では抜群の安定感を味わった。もうすぐ10万㎞だが長旅にも使える。古いクルマにこそエコカー減税を。白川郷みたいに大事にしよう。


文=荒井寿彦(ENGINE編集部) 


■44号車/メルセデス・ベンツ300TE
MERCEDES-BENZ300TE
購入価格:168万円
導入時期:2008年9月
走行距離 3万4570km+9万8500km


2008年にENGINE編集部は「長期テスト44号車」としてメルセデス・ベンツ300TE(1992)を購入。1984年にデビューしたこの124型は「消耗部品をちゃんと交換していけば新車同然の状態で長く使える」と言われた名車で、それを検証すべく連載スタート。購入時の走行距離が3万4000㎞だった44号車は、12年後の2019年に走行距離30万キロを突破し、いまだ現役です。


(ENGINE2010年11月号)

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