スイスでナンバーワンの生産数を誇るティソは、今年もクラシックからスポーツ、ヘリテージまで新作は広範囲に及ぶ。スポーツでは、1950年代に誕生した「ティソ シー スター」を継承する現代コレクション「ティソ シースター 1000」に仲間入りした限定モデルが注目の的。ダイバーズウォッチの国際規格に準拠したプロ仕様で、頑強な造りの大型ケースや自動巻きクロノグラフにスポーツマインドがあふれる逸品だ。また歴史的名作に基づくヘリテージでは、1973年のオリジナルを復刻したヴィンテージ調のレーシング・クロノグラフがクルマ好きには魅力的だろう。
ダイバーズウォッチの国際規格ISO6425に準拠し、1000フィート(300m)防水で飽和潜水に対応するヘリウムエスケープ機能も装備。自動巻きムーブメントはパワーリザーブ最長60時間のバルジューA05.H21を搭載。ステンレススティール、ケース直径48㎜。世界1000本限定。税別24万8000円。
ティソとスイスを代表するケッセルクラシックレーシングチームとのパートナーシップを象徴するクロノグラフの復刻。オーバル型ケースやダイアル、ストラップに70 年代の香りがたっぷり。自動巻き。ステンレススティール、ケース縦46.6㎜×横43㎜、100㎜防水。税別23万8000円。
数あるダイバーズの中でも高性能と良心的な価格で抜きん出ている「ティソ シースター 1000」。洒落たライトグレーを採用し、シリコン製ひげゼンマイと最大80時間のパワーリザーブが備わる最新の自動巻きムーブメントを搭載した日本限定モデル(税別11万円)もおすすめ。
本格的なプロ仕様のダイバーズモデルが限定で登場する一方で、注目したいのがヘリテージのクロノグラフ。昨年に復刻されたオーバルクッションケースの1973年モデルは、そのヴィンテージ感が今の時代によく似合う。また、今回の新色は限定でないのも嬉しいポイントだ
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年7月号)
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