アウディのミドルサイズ・モデルA6および、A6をベースにスポーティな外観を持つ4ドア・クーペン仕立てたA7スポーツバックに450馬力を発生する2.9リッターV6ターボを搭載するスポーツ・モデル、S6、S7スポーツバックが発表され、日本での販売が開始された。
同時にデビューしたS6とそのステーションワゴン版となるS6アバント、S7スポーツバックの3モデルはいずれも、450ps/600Nmの2.9リッターV6ターボ+8AT+4WDのパワートレインをはじめ、機能面は基本的に同じものを用いている。ちなみに、この2.9リッターV6ターボ・エンジンは同時期に日本に導入されたS8同様、スターターモーターと発電機の機能を兼ね備えたモーターをクランク軸にベルトを介して繋げた48Vのマイルド・ハイブリッドを搭載。さらに、エンジンへの過給器として排気タービンを用いた通常のターボチャージャーのほかにモーター駆動による電動コンプレッサーを加えることで、低回転からでもターボ・ラグのないスムーズな加速が得られる機構も備える。
外観は専用デザインの前後バンパーや楕円形の4本出しエグゾースト・パイプなどにより、スポーツ・モデルに相応しい精悍なイメージを付加。さらに脚まわりにはSモデル専用セッティングが施された可変ダンパー付きのエア・サスペンションやオプションでリア・スポーツ・デフの設定などにより、シャシーにもさらなる磨きを掛けている。
価格はS6が1303万円、S6アバントが1339万円、S7スポーツバックが1374万円で、全モデルとも、右ハンドル仕様のほかに左ハンドル仕様も選べる。
文=新井一樹(ENGINE編集部)
(ENGINE2020年11月号)
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