2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。
この秋に新作を発表して話題になったロレックス。今回も基本デザインは変えずに、ディテールの変更や最新ムーブメントの搭載などによる新世代モデルが興味深い。41㎜ケースと36㎜ケースで登場した「オイスター パーペチュアル」は、パワーリザーブが約70時間に向上した最先端ムーブメントのキャリバー3230を搭載し、カラーダイアルも新鮮だ。
同じくキャリバー3230を新たに搭載する「サブマリーナー」と日付表示が加わる3235を用いた「サブマリーナー デイト」は、ケースを41㎜にサイズアップ。今年も「最新が最良」を強く印象づける。
ロレックスを所有していても、進化モデルが登場するたびに、また新しいものを買おうかなという気にさせる、なんとも悩ましいブランドだ。同じクルマで高性能の新車が気になるのと同じだろう。今年の新型「サブマリーナー」や「オイスター パーペチュアル」もまさにそう。高性能を誇る最新エンジンを実感したくなる。
パワーリザーブが約70時間になり、耐磁性を向上させるなどの進化が注目される大人気モデル「サブマリーナー」。「これ1本あれば大丈夫!」と誰にも自信を持ってお薦めする腕時計だが、個人的には「オイスター パーペチュアル」の潔いくらいのミニマリズムに惹かれる。そして、ダイアルカラーで個性を主張するのが今の気分かも。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年12月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
advertisement
PR | 2024.11.21
LIFESTYLE
冬のオープンエアのお供にするなら、小ぶりショルダー! エティアムか…
2024.11.21
CARS
日本市場のためだけに4台が特別に製作されたマセラティMC20チェロ…
PR | 2024.11.06
WATCHES
移ろいゆく時の美しさがここにある! ザ・シチズン の新作は、土佐和…
2024.10.25
LIFESTYLE
LANCIA DELTA HF INTEGRALE × ONITS…
2024.11.19
WATCHES
エンジン時計委員、菅原茂のイチオシ 世界限定1200本! グランド…
2024.11.01
CARS
これは間違いなく史上最速のウルスだ! プラグイン・ハイブリッドのウ…
advertisement
2024.11.16
こんなの、もう出てこない トヨタ・ランドクルーザー70とマツダ2 自動車評論家の渡辺敏史が推すのは日本市場ならではの、ディーゼル搭載実用車だ!
2024.11.15
自動車評論家の国沢光宏が買ったアガリのクルマ! 内燃エンジンのスポーツカーと泥んこOKの軽自動車、これは最高の組み合わせです!
2024.11.15
GR86の2倍以上の高出力 BMW M2が一部改良 3.0リッター直6ツインターボの出力をさらにアップ
2024.11.16
ニスモはメーカーによる抽選販売 日産フェアレディZが受注を再開するとともに2025年モデルを発表
2024.11.16
【詳細解説】320iセダンと420iクーペがドライバーズカーである理由を、自動車評論家の菰田潔が語る なぜBMWは運転が楽しいクルマの大定番なのか?