スタイリスト、祐真朋樹が話題のクルマに合わせた、旬なファッションをスタイリングするシリーズ「乗る車×着る服」。今回はランチアの名車とオニツカタイガーの秋冬最新ルック&新作シューズでのファッション・シューティングをお届けする。
オニツカタイガーの代表モデル『メキシコ66』のドライビングシューズに注目
登場したクルマは『デルタHF 4WDインテグラーレ』。もともとファミリーカーとして1979年に発表された『ランチア・デルタ』をベースに、2.0リッターターボ、フルタイム4WDを採用した『デルタHF 4WD』は1986年に登場。その進化版として翌1987年に登場したのが『デルタHF 4WDインテグラーレ』(インテグラーレ=イタリア語で“完全”の意)だ。
1980~90年代の世界ラリー選手権でも活躍した名車に合わせたのは、オニツカタイガーの2024-25年秋冬コレクションのルック。なかでもスペシャルなドライビングシューズ『MEXICO 66 DRIVING』に注目いただきたい。2002年に誕生した名作シューズ『MEXICO 66』の流れを汲んだデザイン、そしてブラックとホワイトのみというカラーリングが潔い。

LANCIA DELTA HF INTEGRALE/ランチア デルタ HF インテグラーレ
『デルタ』はランチアが1979年に発表した、5ドア・ハッチバック型のファミリーカーだ。ジョルジェット・ジウジアーロ率いるイタルデザインがスタイリングを担当。人工皮革のアルカンターラを多用したエレガントな内装などを与えることで“小さな高級車”を目指した。
1980年にはランチア初の「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー」を獲得している。1986年には前輪駆動の『デルタ』をベースに、ターボで武装した2.0リッターエンジンとフルタイム4WDを採用した『デルタHF 4WD』が登場。翌1987年に今回の撮影車両でもある『デルタHFインテグラーレ』がフランクフルトモーターショーで発表された。
『デルタ』の名を世界に知らしめた世界ラリー選手権には1987年から参戦。1993年までの7年の間に6回の製造者選手権と4回のドライバー選手権のタイトルを獲得している。
全長×全幅×全高=3900×1700×1380mm。ホイールベースは2480mm。車両重量=1200kg。2.0リッター水冷直4 DOHC8バルブ+ターボを搭載、5段MTを介して、4輪を駆動する。最高出力は185ps/5300rpm、最高速度は215km/h。

ファッション・ディレクター=祐真朋樹 写真=秦 淳司 ヘア・メイク=HIRO TSUKUI モデル=HUGO
車両協力=ガレーヂ伊太利屋 Tel.03-5530-0080
(ENGINE 2024年12月号)
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