2020年下半期、新作時計速報! 恒例の時計フェアは中止になっても、ジュネーブや上海、そして東京での個別発表に加えて、オンラインでも新作時計が続々リリースされている。時計はいつも活力をくれる一種のビタミン。元気カラーでお洒落、ハイスペックと3拍子揃ったこんな最新モデルに注目だ。
ジュネーブ新工場の落成を記念して発表された限定モデルの「カラトラバRef.6007A」もそうだが、今年のパテック フィリップを印象づける要素のひとつは、鮮烈なブルーのカラーダイアルだろう。それはクラシカルなコンプリケーションにも波及している。
歴史的なパイロットウォッチのデザインと実用的なトラベルウォッチの機能が融合されたモデルや、あるいは複雑時計の高度な技術を凝縮したスプリットセコンド・クロノグラフについても、ブルーダイアルの効果によって軽快さや若々しさという新たなイメージの創出に成功している。
賛否両論を生んだ「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」も発表から5年。今やブランドの新世代を象徴するアイコンになった気がする。着けやすい37.5㎜のミディアム・サイズでブルーダイアルを採用する新 作は実に若々しい。そう、年を重ねたファンは、この時計で自身の若返りを図り、旅の道連れにするのも良さそうだ。
待望の新作が続々と登場するパテック フィリップ。最新作の「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」は、ケース直径が37.5㎜に。2015年に登場したモデルは42㎜だっただけに、手首の細い人には嬉しいサイズだ。また、ケース左側のボタンを押すだけで通常の時針をアップダウンさせることができる使いやすさも見逃せない。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
(ENGINE2020年12月号)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
文=菅原 茂(時計ジャーナリスト)/前田清輝(ENGINE編集部シニア・エディター)
advertisement
2024.11.23
LIFESTYLE
森に飲み込まれた家が『住んでくれよ』と訴えてきた 見事に生まれ変わ…
PR | 2024.11.21
LIFESTYLE
冬のオープンエアのお供にするなら、小ぶりショルダー! エティアムか…
2024.11.21
CARS
日本市場のためだけに4台が特別に製作されたマセラティMC20チェロ…
PR | 2024.11.06
WATCHES
移ろいゆく時の美しさがここにある! ザ・シチズン の新作は、土佐和…
2024.10.25
LIFESTYLE
LANCIA DELTA HF INTEGRALE × ONITS…
2024.11.22
WATCHES
パテック フィリップ 25年ぶり話題の新作「キュビタス」を徹底解説…
advertisement
2024.11.16
こんなの、もう出てこない トヨタ・ランドクルーザー70とマツダ2 自動車評論家の渡辺敏史が推すのは日本市場ならではの、ディーゼル搭載実用車だ!
2024.11.15
自動車評論家の国沢光宏が買ったアガリのクルマ! 内燃エンジンのスポーツカーと泥んこOKの軽自動車、これは最高の組み合わせです!
2024.11.15
GR86の2倍以上の高出力 BMW M2が一部改良 3.0リッター直6ツインターボの出力をさらにアップ
2024.11.20
抽選販売の日時でネットがざわつく 独学で時計づくりを学んだ片山次朗氏の大塚ローテック「7.5号」 世界が注目する日本時計の傑作!
2024.11.16
ニスモはメーカーによる抽選販売 日産フェアレディZが受注を再開するとともに2025年モデルを発表