DSオートモビルとフランスの老舗シューメーカー、J.M.ウエストンとのコラボレーション・イベントがDS TOKYO(東京・青山)にて開催された。両ブランドはフランスの伝統的な技と美学、Savoir-Faire(サヴォア・フェール)を大切にしながらモノづくりをしてきた。
2017年、マクロン大統領が就任式に向かうパレードで、大統領専用車として「プレジデンタルDS7クロスバック」が使用されたことは有名だが、その時、大統領が履いていた靴は、J.M.ウエストンが新たに復刻したコレクション「ウルトラウエストン」だったという。フレンチブランド同士の親和性を感じるエピソードだ。

この日は、レザーケアを体験するワークショップのために、J.M.ウエストンのトレーナー三好哲平氏が招かれた。「1つのものを長く大切に使ってもらいたいです。J.M.ウエストンの靴はきちんとケアをしていただければ、ご自身から子供、そして孫へと3代受け継ぐこともできます」。
シューケアの実演では、その工程を丁寧にレクチャーした。とくに日々のケアでは、履いた後、柔らかな馬毛ブラシで、念入りにブラッシングしてちりやホコリを落とすことが大切とのこと。さらに1、2カ月に1回、クリーニングの後、クリームを塗り込み、仕上げのワックスで磨くことで、何十年も履き続けることができるという。時間の経過とともに、その靴への愛着も大きくなっていくはずだ。


会場には、マクロン大統領がパレードで使用した大統領専用車と同色(ブルーアンクル)のDS7クロスバックが展示されていた。DSオートモビルがフレンチ・ラグジュアリーを標榜し作り上げたそのクルマはまるで彫刻のよう。間近で見ると、高品質のナッパレザーを用いたシート、B.R.M クロノグラフ社製のアナログ時計など、細部にまでその徹底したこだわりが感じられる。
両ブランドのサヴォア・フェールの精神を垣間見ることができた。

(ENGINE WEB オリジナル記事)
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