2020.12.08

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グランドセイコー/60年にわたり正確さを追求してきた技術の集大成

GRAND SEIKO/グランドセイコー 60周年記念限定モデル SLGH003 新型Cal.9SA5の正確さを、既存よりも大型の植字インデックスと針とがより強く実感させる。ベゼルもサファイアクリスタルとの境にサテン仕上げの平面が追加され、凛とした佇まいを手に入れた。ムーブメントは、水平輪列構造を採用した薄型設計。それを包むケースも薄くでき、装着感はより高まり、またエレガントさも増した。自動巻き。ステンレススティール、ケース径40㎜、10気圧防水。世界限定1000本。税別100万円。

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Cal.9SA5は、その製造拠点がある岩手県雫石町の岩手山や清流から着想を得た自然な曲線を随所に配 し、美観も整えられている。仕上げも上質で、感性価値を高めた。


GRAND SEIKO

ブランドを象徴するグランドセイコーブルーのダイアルに浮き立つ真紅の秒針は、毎秒10振動のハイビートならではの滑らかなステップを踏む。1960年代にスイスの天文台コンクールで優れた成績をおさめて以来、セイコーはメカニカルハイビート技術を熟成させてきた。そのひとつの集大成が、このモデルが搭載する新型Cal.9SA5である。


時をカウントするテンプは、4つのウェイトの出し入れで歩度調整をするフリースプラングを初採用。ヒゲゼンマイも外側終端を持ち上げ、内側に曲げることで伸縮時の偏心を解消する巻き上げヒゲが、やはり初めて導入されている。これら2つにより、等時性は格段に良くなった。そして何より革新的なのが、まったく新しい脱進機である。


一般的なスイスレバー式と同じくアンクルに備わる2つの爪石に加え、テンプの軸(天真)に第3の爪石を装備。テンプの振動に順応するこの第3の爪石がガンギ車の歯先を直接打ち、駆動効率を大幅に向上させたのだ。名付けて、デュアルインパルス脱進機。ハイビートも、これでより安定し、高効率であるため燃費も良く、80時間のロングパワーリザーブもかなった。グランドセイコー60周年を寿ぐにふさわしい革新的なムーブメントが、誕生した。


問い合わせ=セイコーウオッチ お客様相談室 Tel.0120-061-012
https://www.seikowatches.com

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文=髙木教雄 写真=近藤正一 スタイリング=仲唐英俊