
2019年にフェイスリフトを受けたメルセデス・ベンツのDセグメント級SUV、GLC。すでに販売が開始されているガソリンおよびディーゼル・モデルに続き、プラグイン・ハイブリッド版のGLC350e 4マチックも進化を遂げて登場した。ほかのモデル同様、内外装のデザインを変更しているが、それ以上に注目すべきはメカニズムの性能向上だ。
パワートレインのハイブリッド・ユニットは性能を向上。従来モデルでは8.31kWhだったリチウムイオン・バッテリーの容量を13.5kWhに拡大するとともに、モーターの出力を116ps/340Nmから122ps/440Nmへ増強。従来モデルと同じ211ps/350Nmの2.0リッター直4ターボと組み合わせることで、システム全体での最高出力は320psのままだが、最大トルクは560Nmから700Nmへとアップした。
モーターのみで走るEV走行時の最高速度は130km/h。最長航続距離は従来の30.1kmから46.8kmへと伸びている。またアクセレレーターの踏力を変えることでEV走行中にエンジンの介入が始まるポイントをドライバーにわかりやすくし、エネルギー浪費の防止を促すプレッシャポイント機能を追加した。
プラグイン充電の周辺サポートも充実。6.0kW対応の交流普通充電器の無償提供と設置費用10万円補助を実施。また、月額3000円でNCS加盟の普通充電器が使い放題となる定額サービスも用意している。納車開始は4月の予定で、価格は899万円。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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