アバルトは「Anno del Toro」、イタリア語で丑の年を表す遊び心あるネーミングを冠した限定車695アンノ・デル・トーロを発表した。
特徴的なのは、1960年代に活躍したアバルトのレース・モデルにインスピレーションを受けたエクステリアだ。大型リア・スポイラーはフィアット・アバルト1000TCRのそれを現代解釈したもので、ウイングの角度は最大60°まで調整でき、速度域や走行状況に応じたダウンフォース設定を可能とした。
カラーリングは専用色のブルー・ポディオ(=表彰台の意)をベースに、オーバー・フェンダーやサイド・シルをグレーとして、往年のレース・カーのイメージを強調している。ルーフはチェッカー・パターンを施し、ボディ前後やホイール・センターキャップ、ステアリング・ホイールのロゴはビンテージタイプを採用している。ちなみにボディ・カラー以外の変更内容は、2019年にアバルト70周年を記念して販売された限定車「695・70°Anniversario(セッタンタ・アニベルサーリオ)」に近い。
ベースとなるのは595コンペティツィオーネで、180ps/230Nm(スポーツスイッチ使用時は250Nm)の1.4リッター直4ターボを搭載する左ハンドルの5段MT車。12スポークの17インチ・ホイールと、機械式フロントLSDを装備する。20台限定で、価格は429万円。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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