2021.03.09

CARS

アルファ・ロメオ・ジュリエッタに現行モデル最後となる特別仕様を設定

アルファ・ロメオ・ジュリエッタの限定車、「ヴェローチェ・スペチアーレ」が発売された。2010年にアルファ147の後継車として誕生し、2012年に日本導入されたアルファ・ロメオのコンパクト・ハッチバック。すでに登場から10年以上が経過した長寿モデルだが、いよいよ年内をもって販売が終了する。そのため、限定車の設定はこれが最後になるという。


ヴェローチェ・スペチアーレのエクステリアでは、フロント・グリルのフレームやドア・ミラー、サイド・スカートをカーボン仕上げに変更。また、フロント・アンダー・グリルやリア・ディフューザー、ブレーキ・キャリパーにイエローのアクセントを加えている。


インテリアでは、レザー・ステアリング・ホイールやシフト・レバー・ブーツ、フロア・マットにイエローのステッチを施し、ブラック基調の室内にエクステリアと統一感のあるテイストを添えた。フロア・マットに入る車名ロゴもイエローで刺繍されている。


機能面では、マレリ製のスポーツ・エキゾースト・システムを追加。1.75リッター直4ターボ・ユニットの240ps/340Nmという出力に変更はないが、エンジンのエグゾーストが発するサウンドをよりアグレッシブなものに演出している。


ボディ・カラーは通常モデルに設定のない、アノダイズドブルーメタリック、エトナブラックメタリック、ルナホワイトメタリックの3色。販売は台数限定でブルーとブラックが各20台、ホワイトが25台の計65台となる。アノダイズドブルーは、2020年にジュリアへ導入された新色だ。価格は439万円。



文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)

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