2021.03.18

CARS

アウディQ5もハイブリッド化 Q5とSQ5がフェイスリフトでブラッシュアップ

アウディQ5クワトロ・アドバンスト(欧州仕様)

全ての画像を見る

アウディはコンパクトSUV、Q5/SQ5のフェイスリフト=マイナーチェンジ・モデルを日本市場に導入した。新型は外観のデザインとインフォテインメント・システムを変更するとともに、マイルド・ハイブリッド(MHEV)仕様を新たに設定している。


アウディQ5クワトロ・アドバンスト
アウディQ5クワトロ・アドバンスト

フロントまわりを大きく刷新

現行型Q5は2代目で、2016年のパリ・モーターショーでお披露目され、日本には2017年に登場した。今回の改良では、フロントまわりのデザインを大幅に変更。上部にデイタイム・ライトを組み込んだ新形状のヘッドライトや、フレームを細くし幅広くなったグリル、開口部を広げた左右のバンパー・グリルなどによりイメージを一新。サイド・シルやリア・エンドにはクロームのパーツが加えられ、テールライトも新規デザインとなっている。


室内では、インフォテインメント・システムが最新世代の「MIB3」に更新。ダッシュボード中央のディスプレイは10.1インチにサイズアップしたタッチパネルになり、音声入力は「ヘイ、アウディ」との呼びかけで起動するようになった。また、通信モジュールはSIMカードではなく、機器内蔵型のeSIMを採用する。


アウディQ5クワトロSライン
アウディQ5クワトロSライン
アウディQ5クワトロSライン

グレード展開は、Q5はベーシックな「アドバンスト」と、スポーティな「Sライン」の2タイプで、SQ5はモノグレード。主な識別点はグリルで、アドバンストは横桟にクロームの縦ラインが入り、SラインとSQ5はそれぞれ形状の異なるハニカムメッシュ形状となる。


パワートレインは従来通り、Q5は出力が249ps/370Nmの「45TFSI」と呼ばれるガソリンと204ps/400Nmを発生する「40TDI」ディーゼルの2種類でどちらも2.0リッター直4ターボ+7段DCT(デュアルクラッチ式自動MT)。またSQ5は354ps/500Nmの3.0リッターV6ターボ+8段ATを搭載する。Q5はベルト駆動式オルタネータースターターと12Vリチウムイオン・バッテリーを組み合わせるMHEV仕様になった。


駆動方式はいずれも4WDで、ハンドル位置はQ5が右、SQ5は右か左が選択できる。価格は、Q5が40TDIクワトロ・アドバンストの681万円〜45TFSIクワトロSラインの788万円、SQ5の915万円。


アウディSQ5(欧州仕様)
アウディQ5クワトロSライン(写真左)、アウディQ5クワトロ・アドバンスト(写真右)

文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



advertisement