2015年4月にホンダ・ビートの後継車として誕生したホンダのミドシップ軽スポーツカー、S660。発売当初は注文が殺到し、一時的に受注をストップせざるを得ないほどの人気を博した。そんなマイクロ・スポーツカーが2022年3月をもって生産終了することになった。




理由として挙げられたのは、今後予定される法規制強化だ。安全基準では側面衝突時の要求や自動ブレーキの作動上限速度が引き上げられ、騒音規制もより厳しくなることが見込まれる。もちろん対処することは技術的に不可能ではないものの、改善を施したところで採算が見込めないことからモデルの廃止という判断が下された模様だ。
発売以来、累計3万台以上を販売してきたS660だが、今のところ、次期モデルに関するアナウンスもない。また、新型シビック・タイプRのように注文が殺到し、発表すると同時完売になってしまったという例もある。もし、稀有な軽ミドシップ・スポーツの購入を検討しているならば、早めの決断が求められるといえそうだ。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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