ジャガーがコンパクトSUV、Eペイスの2021年モデルを発表。その受注が開始された。今回の変更では、内外装の変更だけでなく、メカニズムの大幅な改良が施されている。
最大のトピックはプラットフォームが変更されたこと。新しいプラットフォームの「PTA」は従来の「D8」をベースに剛性向上や電動化対応のために再設計されたもので、新型レンジローバー・イヴォークにも使用されているが、ジャガーとしては初めての採用となる。
パワートレインでは、D200にマイルド・ハイブリッド・システムを備えた新しい2.0リッター直4ディーゼル・ターボを採用。このエンジンは回生ブレーキを備え、回収した電力により、発進サポートや17km/h以下のときにエンジンを停止してコースティングを行う。出力も従来モデルの「D180」の180ps430Nmから204ps/430Nmへと24psの向上が図られた。ディーゼル・ハイブリッド以外に、200ps/320Nmと249ps/365Nmの2.0リッター直4ガソリン・ターボも選択できる。
インフォテインメント装置には、ジャガー・ランドローバーの最新システムである「Pivi」を標準装備。上位グレードの「S」以上に備わる「Pivi Pro」には、ナビゲーション・マップのアップデートや「Spotify」などのアプリがデータ容量を気にせず使える通信プランも用意されている。オプションには、カメラ式ルームミラーや携帯電話のワイヤレス充電器、スマートウォッチ風のアクティビティキーの第2世代型を追加した。
ボディ・カラーは、新色4色を含む全11色で、価格は498〜698万円。
また、導入記念モデルとして「ローンチ・エディション」を設定。249psの2.0リッター・ガソリン・ターボを搭載する「RダイナミックHSE P250」がベースで、21インチホイールや固定式パノラミックルーフ、ダイナミックハンドリングパックなどを特別装備する。外装色は専用のポルトフィーノブルー、内装色は白系のクラウドが30台、赤系のディープガーネットが20台の計50台。価格は854.8万円。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
2024.11.23
LIFESTYLE
森に飲み込まれた家が『住んでくれよ』と訴えてきた 見事に生まれ変わ…
PR | 2024.11.21
LIFESTYLE
冬のオープンエアのお供にするなら、小ぶりショルダー! エティアムか…
2024.11.21
CARS
日本市場のためだけに4台が特別に製作されたマセラティMC20チェロ…
PR | 2024.11.06
WATCHES
移ろいゆく時の美しさがここにある! ザ・シチズン の新作は、土佐和…
2024.10.25
LIFESTYLE
LANCIA DELTA HF INTEGRALE × ONITS…
2024.11.22
WATCHES
パテック フィリップ 25年ぶり話題の新作「キュビタス」を徹底解説…
advertisement
2024.11.16
こんなの、もう出てこない トヨタ・ランドクルーザー70とマツダ2 自動車評論家の渡辺敏史が推すのは日本市場ならではの、ディーゼル搭載実用車だ!
2024.11.15
自動車評論家の国沢光宏が買ったアガリのクルマ! 内燃エンジンのスポーツカーと泥んこOKの軽自動車、これは最高の組み合わせです!
2024.11.20
抽選販売の日時でネットがざわつく 独学で時計づくりを学んだ片山次朗氏の大塚ローテック「7.5号」 世界が注目する日本時計の傑作!
2024.11.19
エンジン時計委員、菅原茂のイチオシ 世界限定1200本! グランドセイコー ヘリテージコレクション 45GS 復刻デザイン限定モデル
2024.11.23
森に飲み込まれた家が『住んでくれよ』と訴えてきた 見事に生まれ変わった築74年の祖父母の日本家屋 建築家と文筆家の夫妻が目指した心地いい暮らしとは?