クールなデザインで愛用者を増やしている鞄ブランド「エティアム」。4月半ば、その世界観を伝える直営店が東京・蔵前にオープン。早速、行ってみた。
2020年秋にデビューした東京発の鞄ブランド、ETiAM(エティアム)。伊勢丹新宿での取り扱いを皮切りに、今やさまざまなショップで展開される注目株である。その世界観をユーザーに伝えるエティアムの直営店が、東京・蔵前にオープンした。
蔵前といえば、もともと玩具のメーカーや問屋の倉庫がある古くからの街並みのイメージが強かったが、最近では浅草が近いためか、BARやカフェを併設したゲストハウスやホステルが多く点在しているのだ。古くからの街並みと新しい文化が入り混じった街として人気のエリアとなっている。
今回オープンしたエティアムも然り。パリあたりのカフェやベーカリーのような佇まいの外観が特徴的だ。珈琲の香りが漂う店内は、英国の小学校で使用されていたというアンティークの什器、そしてオシャレな植物であふれている。いかにも鞄専門店という印象は皆無だ。
店舗2Fはカフェと鞄の販売スペースになっているが、どの席もゆったりとしていて、くつろげる。3Fはフリースペースとなっていて、今後はワークショップやイベントを随時開催していく予定だという。
特筆すべきは1F奥に設けられた工房スペース。名入れサービスをはじめ、修理・メンテナンスを行う工房も併設されている。鞄づくりの機材や工具も充実しているのは、今後の職人育成も視野に入れているからだそうだ。
そして忘れてならないのは、この店の魅力は何といっても美味いしい珈琲であるということ。好みの味の豆を選ぶと、その場で豆を挽いて、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれる。珈琲ができあがるのを愉しみに待つ、ゆったりとした時間もまたおつなもの。エティアムの鞄と珈琲。いずれも “手仕事の味わい” が楽しめるのだ。
住所/東京都台東区蔵前2-3-5
電話/03-3864-2655
営業時間/11:00〜19:00
定休日/不定休
(ENGINE WEB オリジナル)
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文=小林尚史(ENGINE編集部) 写真=中村大輝(植野製作所)
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