「限定」には魔力がある。数量限定や限定仕様の特別モデルを手に入れられる幸運者は全世界でもまさに限られている。チャンスはそう多くない。欲しいと思った時がまさに買い時。レギュラー品とは違う限定モデルを楽しむなら、今だ!
周年のもつ意味はメーカーにとってもちろん重要。現在に至る歩みが象徴されているからだ。一方で当事者ではない一般ユーザーにとってむしろ重要なのは、周年モデルが新たな発見をもたらすデザインや技法だろう。19世紀の伝統技法シルバーフリクションコーティングをダイアルに施したモリッツ・グロスマンは収穫といえる。
オリジナルに忠実な復刻モデルは魅力的だが、ダイアルの塗装に当時の手法を使用するモリッツ・グロスマンの試みには驚いた。一方でコルムは初代モデルのケースをベースにしつつ、ボタニカル柄や手彫り装飾を加えて新しさと特別感をもたらすことに成功した。"記念"を表現するアプローチにブランドの個性を感じる。
文=菅原 茂/前田清輝(ENGINE編集部)
(ENGINE 2021年4月号)
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