2021.04.27

CARS

日産GT-Rニスモ2022年モデルを先行公開 バランス取りしたエンジンを積む特別仕様車も設定

日産は今秋発売を予定している「GT-Rニスモ」の2022年モデルと、特別仕様車の「GT-Rニスモ・スペシャルエディション」を先行公開した。


迫力のカーボン地むき出し

ご存じの通り、GT-RニスモはGT-Rのトップ・モデル。ルーフ、ボンネット、前後バンパー、フロント・ワイドフェンダー、サイドシル・プロテクター、トランク・リッド、リア・スポイラーをカーボン素材の専用品に変更するとともに、内装にはカーボン・フレームのレカロ製バケットシートを装着。エンジンは「GT 3タービン」を装着したGT-R独自のチューンで、ボディは構造用接着剤で補強し、専用セッティングのサスペンションやカーボンセラミック・ブレーキ、レイズ製アルミ鍛造ホイール&ハイグリップ・タイヤを採用するなど、標準モデルでも十分な能力を有するGT-Rに外と内の両面からさらなる磨きを掛けた特別な1台だ。今回発表された2022年モデルには、「ニスモステルスグレー」と呼ばれる濃いグレーの新色が設定された。


さらに特別仕様車の「スペシャルエディション」では、ボンネットをカーボン地が見えるクリア塗装を採用。見た目の迫力が増すだけでなく、わずかながら軽量化にも貢献している。また、20インチのレイズ製鍛造ホイールのリムには新たに赤色のアクセントが加えられている。


高精度部品でバランス取り

エンジンもブラッシュアップ。ピストン・リングやコンロッド、クランクシャフト、フライホイールのほか、クランク・プーリーやバルブ・スプリングなどのエンジン部品に高い精度のものを採用することで、エンジン・パーツの重量バランスを今まで以上に高めている。また、エンジンを組み上げたエンジニアの名が入る匠プレートもスペシャルエディション専用カラーとなる。


GT-Rニスモ2022年モデル、GT-Rニスモ・スペシャルエディションとも発売は10月で、価格の発表は8月される予定だ。


子供じゃなくても欲しい

また、マクドナルドとコラボレートし、GT-Rニスモのミニカーが子供向けメニューのハッピーセットのおもちゃに採用された。「通常のおもちゃ」のニスモステルスグレーのほかに「ひみつのおもちゃ」としてゴールドも用意。発表会ではゴールドの実車版もお披露目された。GT-Rニスモのミニカーがもらえるかもしれないハッピーセットは実車に先駆け、4月30日から期間限定で販売される。


文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)

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