2020年初頭にアルファ・ロメオの創立100周年記念モデルとして発表したアルファ・ロメオ・ジュリアGTA/ジュリアGTAmの日本での受注が期間限定で実施される。受注期間は5月9日までで、納車は年末以降となる予定だ。
GTAの3文字は「軽量化されたGT」を意味するイタリア語の略称で、アルファ・ロメオのレジェンド的モデルである1965年発表のジュリア・スプリントGTAに由来する。その名の通り、ジュリアGTA/ジュリアGTAmはジュリア・クアドリフォリオを大幅に軽量化し、高出力化を施したモデルだ。
主な特徴はカーボン・パーツの多用だ。クアドリフォリオにも装備されたボンネットとルーフに加え、フロントのバンパーとフェンダー、リア・ディフューザー、F1のパートナーであるザウバーが開発したサイドとリアのスポイラーにも、この軽量素材を採用する。また、アクラポヴィッチ製チタン・エキゾーストシステムやカーボンセラミック・ブレーキを標準装備するなどにより約50kgの重量を削減した。20インチ・ホイールは、センターロック式となる。
さらなるモディファイの実施を示す「m」が加わるGTAmは、サイドとリアのウインドウをポリカーボネート素材に換装し、キャビンにはカーボン一体成形のサベルト製スポーツシートをフロントに配するとともに、後席を排除して2シーター化。ロールバー、カーボンのフロント・スプリッターや大型リア・スポイラーを追加しながらも、GTAよりさらに約50kg、計100kgのダイエットをして、サーキット志向のロード・カーに仕上げている。
いずれのモデルも、2.9リッターV6ツインターボは最高出力540ps/6500rpm、最大トルク600Nm/2500rpmを発生。クアドリフォリオより30psアップし、2019年に登場した特別仕様車のF1トリビュートを20ps上回る、ジュリア最強のユニットで、GTAmの馬力荷重比は2.81kg/psとなる。
ボディ前後のエンブレムはモノトーンの特別仕立てになるほか、クアドリフォリオと、かつてのアルファのレース部門でジュリア・スプリントGTAを生み出したアウトデルタ、さらにアルファ110周年記念それぞれのロゴがボディにちりばめられる。
価格はGTAが2064万円、GTAmが2198万円。

文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
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