2021.07.14

CARS

タイプ992シリーズはこれでほぼ完結 カレラ系の最強モデルGTSが加わった

カレラS以上GT3未満

最新のポルシェ911、タイプ992にGTSが登場。その受注が開始された。2世代前のタイプ997で登場した、カレラ系の最上位モデルだ。カレラ系のクーペから始まり、カブリオレ、タルガ、ターボ、GT3に続いてこのGTSも加わったことで、タイプ992はスピードスターといった特別なモデルを除き、ほぼラインナップが出揃ったことになる。

GTSが設定されるのは、カレラとカレラ4のそれぞれクーペとカブリオレ、そしてタルガ4の計5車種で、エンジンはいずれもカレラSの30ps/40Nmアップとなる480ps/570Nmを発生する3.0リッター・フラット6ツインターボを搭載。変速機はデュアルクラッチ式8段自動MTで、カレラGTSのクーペのみ、シフト・レバーを既存のものより操作ストロークを10mm短縮した7段MTが選択できる。



専用の内外装でカレラSと差別化

エクステリアは、フロント・バンパーとテール・ライトをGTS専用品に変更。車名ロゴ、エンジンフード・ルーバー、タルガのロールバーなどがサテンブラック塗装となる。

インテリアは、スポーツシート・プラスとモード・スイッチ付きスポーツクロノ・パッケージ、GTスポーツ・ステアリング・ホイールを標準装備。サーキットでの走行データを記録・分析するアプリや、タイヤ温度表示も備えている。シートの中央部やステアリング・リム、シフト・レバーや室内トリムの広範囲にスエード調素材の「レーステックス」を用いた。







911ターボのシャシーを移植

サスペンションは911ターボ用がベース。可変ダンパー・サスペンションを装着し、クーペとカブリオレは車高10mmダウンのスポーツ・シャシーを採用する。ブレーキも911ターボと同じ大容量タイプで、それにともないホイールも911ターボにも装着されているフロント20インチ、リア21インチのセンター・ロック式が採用されている。また、標準装備のスポーツエグゾースト・システムはGTS専用セッティングが施される。

オプションで車重を最大25kg軽量化できる「ライトウェイト・デザイン・パッケージ」を設定。カーボン製フルバケット・シートと軽量バッテリーを装着し、サイドとリアのウインドウを軽量タイプに変更、さらに後席を排除し、後輪操舵システムや空力パーツが追加される。

ハンドル位置は全モデルとも左/右どちらも選べる。価格は1868〜2199万円。カレラSの108万円高の設定となる。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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