2022.12.09

CARS

もう残念なんて言わせない!! マイナーチェンジで弱点を克服してきたディーゼルのTロックを試した! 

フォルクスワーゲンT ロック

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マイナーチェンジを受けて、弱点だったダッシュボードまわりの質感が見違えるように良くなったTロック。そのディーゼル・モデルに試乗した。モータージャーナリストの高平高輝がリポートする。

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スタイル優先ではない!

高めのシートに腰を下ろすと自然にビシッと背筋が伸びる姿勢でステアリング・ホイールを握るドライビング・ポジションになる。ああワーゲンだなあ、と安心する。パンと張ったシート・クッションと体重をかけてもビクともしないバックレスト、そして奇をてらわない形状のダッシュボード越しの視界も良好。Tロックは一応スタイリッシュなSUVクーペというジャンルのクルマだが、スタイル優先のあげくに使い勝手に影響を及ぼすようなことはない。



そのうえ、今回のマイナーチェンジでは従来型の弱点を手当てしてきた。これまではダッシュボードをはじめとする内装のハード・プラスチック材が目立っていかにも簡素というかビジネスライクだった。機能第一と割り切る見方もあるが、世間のもうちょっと何とか、という声に応えて、新型ではステッチ(風)が入ったソフトな素材に改められ、さらにセンター・タッチディスプレイも8から9.2インチに大型化された。国内の輸入SUVマーケットでは昨年7200台余りを売って、トップのVW・Tクロスに続いてワン・ツーを決めているという人気モデルにとって待望のテコ入れである。



パワートレインは従来通り、1.5リットル 4気筒ガソリン・ターボと2.0リットル4気筒ディーゼル・ターボ、そして新たに追加された「TロックR」用の2.0リットル 4気筒ターボ(300ps)である。ディーゼル・ターボはこれまで通り150ps /340Nmを発生、デュアルクラッチ式7段自動MTと組み合わされた前輪駆動で「スタイル」(439.3万円)と「Rライン」(460.9万円)の2グレードが設定される。それほど静かではないものの、このディーゼル・ターボは力強く俊敏に走る。試乗車にはオプションの「DCCパッケージ」(22万円)が加えられていたが(標準の18インチに代えて19インチ・タイヤと可変ダンパーを装着)、やはり19インチはちょっと過剰気味、見た目を取るか乗り心地を取るか悩みどころだ。

文=高平高輝、写真=望月浩彦

(ENGINE2022年12月号)

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