2022.12.08

CARS

世界限定32台、日本には1台のみ アロンソが監修した2400万円の特別なアルピーヌA110R

アルピーヌA110の最速最強モデルとして追加された「A110R」に世界で32台のみしかつくられない限定車「A110Rフェルナンド・アロンソ」が設定された。2021年と2022年にアルピーヌF1チームに所属していたフェルナンド・アロンソ選手の名を冠したモデルで、販売台数は32回というアロンソ選手の通算優勝回数にちなんでいる。そのうち日本市場に割り当てられるのはたったの1台のみだ。

advertisement


販売台数はアロンソの優勝回数に由来

軽量化と空力改善が施されたラインナップの最上位機種A110Rをベースに、アロンソ選手が彼の地元スペインのバルセロナ・サーキットでテストを行うことで導き出したベストなセッティングが施されたモデルである。



カラーリングとサインで差別化

エクステリアは2022年のアルピーヌF1マシンと同じブルーレーシングマットのボディ・カラーを採用。基本的にはA110Rと同じデザインだが、ボンネットがブルーとカーボン地の2トーンとなり、リア・バンパーもブルーとブラックに塗り分けられている。5色から選べるブレーキ・キャリパーはオレンジを選択。また、ボンネットとリア・バンパーにはアロンソ選手のサインが入る。

インテリアはA110Rをベースにカーボン・フレームを持つサベルト製のバケット・シートにアロンソ選手のサインが入るほか、オレンジのドアハンドル・ストラップとシリアル・ナンバー付きの専用プレートを装着。フランス国旗のように縦に3色並ぶエンブレムは内外装ともイエロー/オレンジ/ブルーの組み合わせとなる。



10mm車高が変わる専用ダンパーを装着

A110Rと大きく異なるのがシャシーだ。セットアップ調整シムを持つ専用ダンパーを前後に装着。標準車高の「ロード」と、10mmダウンする「トラック」との2段階切り替えが可能で、トラック選択時にはスプリング剛性が5%高まり、アロンソ選手により設定されたベストなセッティングになるという。なお、300ps/340Nmを発生する1.8リッター直4ターボとデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)のパワートレインに変更はない。

A110R同様、購入申し込みは12月11日一杯までの期間限定。こちらも申込金として15万円のクレジットカード決済が必要となる。受け付けはアルピーヌ・ジャポン公式ウェブサイト内の専用ページで行われ、申し込み多数の場合は抽選となる。なお、ハンドル位置は左右いずれかが選択できる。

価格は2400万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement