2022.12.23

CARS

レンジローバーのカイエン・キラー、レンジローバー・スポーツの新型が日本初公開

2022年5月に発表された新型「レンジローバー・スポーツ」が日本で初公開された。

新型で3代目

レンジローバー・スポーツはラグジュアリー路線を突き進む「レンジローバー」をベースにスポーティな味付けでパーソナル・ユースを主眼に置いたもうひとつのレンジローバーとして2005年にデビュー。新型で3代目を数える。



プレミアム・スポーティSUV

ポルシェ・カイエンをはじめ、マセラティ・レヴァンテやメルセデス・ベンツGLEのAMGモデルなど、プレミアム・ブランドのSUVの中でもスポーティを売りにするモデルがライバルとなる。

エクステリアは無駄なラインの少ないシンプルでスッキリとした新型レンジローバーのイメージを受け継ぎつつ全高を低くするなどにより、レンジローバーよりも躍動感のあるデザインに仕立てられている。



レンジローバーよりも若干コンパクト

ボディ・サイズは全長4946×全幅2209×全高1820mm、ホイールベースは2997mm。最大渡河深度は先代比50mmアップの900mm。プラットフォームは新型レンジローバーと同じ「MLAフレックス」を用いている。

レンジローバー初導入となる「スイッチャブルボリューム・エアスプリング」により快適性とダイナミックなハンドリングの両立を図った。また、悪路での自動速度調整を行う4モード式アダプティブ・オフロード・クルーズコントロールも初採用。48V駆動のモーターを用いたアクティブ・ロール制御や、4輪操舵も設定される。



通常販売モデルは3.0リッター直6ディーゼルを搭載

日本仕様のパワートレインは2種類。カタログ・モデル=通常販売モデルに搭載されるのは「D300」と呼ばれる300ps/650Nmの3.0リッター直6ディーゼル・ターボ・マイルド・ハイブリッド。そのほか、発売記念の「ファーストエディション」用に400ps/550Nmの3.0リッター直6ガソリン・ターボ・マイルド・ハイブリッドも用意されていたが、こちらは160台の限定販売で、受注はすでに終了している。

この2つのパワートレインのほかに本国では、575psの5.0リッターV8スーパーチャージャーをはじめ、5種類のガソリンと、3種類のディーゼルが発表されており、さらに新型V8ツインターボや電気自動車=バッテリーEVが追加されることも予告されている。ただし、いずれも日本への導入は未定だ。

価格は1068万〜1457万円。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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