2023.06.14

CARS

アルファ・ロメオ・ジュリアとステルヴィオが凛々しいニューフェイスをまとって登場

アルファ・ロメオがDセグメント・セダンの「ジュリア」とそのSUV版となる「ステルヴィオ」の改良モデルを日本で発売した。

トナーレ似の新型3連ヘッドライトを採用

ヘッドライトにアルファ・ロメオの最新モデル「トナーレ」にも通じる3連のフルLEDマトリクス・タイプを採用することでイメージを刷新。LEDデイタイム・ライトが組み込まれたヘッドライトはかつての「SZザガート」や、1991年の「プロテオ・コンセプト」、最近では「159」や「ブレラ」などに採用された3連デザインをイメージしている。「トライローブ」と呼ばれる三つ葉型フロント・グリルも形状が刷新された。



リアや内装もリフレッシュ

リアまわりはテールライトを変更。逆三角形のレイアウトや赤いラインが縁取る点は踏襲されるが、スモーク・タイプのレンズとグロスブラックのトリムが新たに採用された。

インテリアでは新型のデジタルメーターを採用。12.3インチTFT液晶パネルは1960〜70年代のモデルをモチーフとした「ヘリテージ」をはじめ3種類の表示パターンから選べる。メーター・バイザーは過去のアルファに見られた2眼式のメーターから手前へ突き出すようなスタイルだ。

ジュリアはガソリンの前輪駆動のみ

ラインナップは、ジュリアが280ps/400Nmの2.0リッター直4ガソリン・ターボを積む後輪駆動の「2.0ターボ・ヴェローチェ」のみ。ステルヴィオはすべて4WDで、ガソリン車の「2.0ターボQ4ヴェローチェ」のほか、210ps/470Nmの2.2リッター直4ディーゼル・ターボを搭載した「2.2ターボ・ディーゼルQ4 Ti」と「2.2ターボ・ディーゼルQ4ヴェローチェ」が設定される。

さらに、ガソリン・モデルには限定車の「ロッソ・スペチアーレ」を用意。外装色はエトナレッドで、サンルーフを装備する。販売台数はジュリアが20台、ステルヴィオが13台だ。

価格はジュリアが655万円、ステルヴィオが703万〜795万円。ロッソ・スペチアーレはジュリアが680万円、ステルヴィオが820万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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