2023.06.30

LIFESTYLE

PR

国内外を飛び回るモータージャーナリスト、 島下泰久がタレックスのオズニス・フラット15を試す。

創業85年という歴史ある偏光レンズ専門メーカー、タレックスが、その能力を最大限発揮できるよう開発したサングラス・ブランドがオズニスだ。

全ての画像を見る
世界各地で行われる試乗会や、モーターショーなどの発表会に精力的に参加している自動車ジャーナリストの島下さん。そんな彼が十数年ぶりにタレックスに触れて、感じたこととは?

世界を鮮やかにする

ドライビングでもっとも大切な要素のひとつが視界だなんて言うと、何を今更と思われそうだが、実は最近、改めてそう感じている。年齢を重ねてきたからか、クルマと対話し、周囲と協調して、繊細に操作する。その歓びを今まで以上に深く濃く味わえるようになってきて、そうした基本の大事さを噛み締めている。それだけにタレックスのアイウェアを試すという今回のお話をいただいた時、本当にジャストタイミングだな、と思った。実はタレックスとの出会いは初めてではなく以前……おそらく十数年前にも愛用していたことがある。

創業85年という歴史ある偏光レンズ専門メーカー、タレックスが、その能力を最大限発揮できるよう開発したサングラス・ブランドがオズニスだ。今回島下氏が選んだのはこのオズニスのフラット15というモデル。フラット15はエイジレス、タイムレスで、登場から長い歴史を持つ、オズニス定番モデルのフラット01のラージサイズ品である。重量は24g。フレーム・カラーは彼の選んだグロスブラックのほか、マットブラック、ブラウンデミ&クリアグレイの3色から選択できる。価格は2万8600円(税込)。組み合わせているレンズはイーズブルーで、店舗限定で度付きレンズにも対応する。

恥ずかしながら当時のモノは手放したクルマの中に置き忘れてしまったらしく、そのことに対する罪悪感のようなものもあり、以後何となく手を伸ばせずにいた。それがお話をいただいた途端、当時の鮮烈な使用感、クリアで明瞭な視界がありありと甦ってきて、ああ欲しかったのはコレだと、やっと素直になれたのだ。

そんなわけで久しぶりのタレックス。選んだのはオズニス・フラット15というモデルだ。ドライビング用のアイウェアを選ぶ上では、視界が広く、視野の片隅にフレームなどが入ってきてほしくない。そう考えた時に、この大振りなシェイプが目についた。しかも季節限定だというブルーのレンズが清涼な印象で良い。悩むことなく即決である。





つけているのを忘れる 

往年のユーノス・ロードスターVスペシャルでのドライブの機会に、早速試してみたタレックスは、最初の瞬間からすっと溶け込み馴染んで、改めて「いいなあ」と思わせてくれた。

初代ユーノス・ロードスターで梅雨入り前の晴天の午後2時頃の視界をテスト。

オズニス・フラット15と季節限定のイーズブルーのレンズの組み合わせで島下氏の視界を再現。何も付けていない時との差は、ガラスへの白い反射の有無や周囲の車両の視認性など一目瞭然。イーズブルーには目への紫外線や反射光など雑光を取り除くフィルターの能力に加え、爽快さと冷静さを与え、精神的な落ち着きも得られる効果が。レンズの価格は1万2100円~(税込)。

決して仰け反るような驚きがあるわけではない。装着感も、そして目に見える景色も一見フツウなのだが、実はそれは至って自然で、クリアで、輪郭が明確。視界の隅まで歪みなども一切無い。言わば極限まで研ぎ澄まされた「フツウ」なのだ。

実際にクルマを走らせると、確実に安心感が増しているのを実感する。普段、視野の中に何か見えづらいものが入ってくると、意識はそこに集中してしまう。タレックスのアイウェアだとそれが無いから疲れない。おそらく、そんな感じだろう。 

驚きがあるわけではないと書いたが、それは余計な付け足し感や、意識に引っかかるようなものが無いというポジティヴな意味での話。思わず装着していることを忘れてしまう。ロードスターに引っ掛けて言うなら、人馬一体の境地である。 





ロードスターのタイムレスと言われる楽しさの大部分を占めるのは、このクルマが人と一体になり、まるで身体機能を拡張してくれる。そんな歓びだ。タレックスも同じ。ごく自然に自分の世界を引き立て、鮮やかにしてくれる。そんな存在だからこそ、タレックスは長く支持され続けているのだろう。 私とタレックスの関係も今度はタイムレスなものになりそうだ。何しろコイツを装着していないと自分のドライビングの世界が、どうにも明瞭度や彩度を欠いたものになってしまう。今回、そうハッキリ実感してしまったからである。


問い合わせ=タレックス Tel.0120-608-860

商品の詳細はタレックスのホームページ

またはオズニスのホームページまで

文=島下泰久 写真=阿部昌也/タレックス 車両協力=マツダ

(ENGINE2023年8月号掲載)


無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録