2023.07.08

CARS

トヨタのハイブリッドに肉薄する燃費性能を持つルノー・ルーテシアE-テックに新グレード、エンジニアード登場

ルノーのBセグメント・ハッチバック、「ルーテシア」のハイブリッド・モデル、「E-テック・フル・ハイブリッド」に新規グレード、「E-テック・エンジニアード」を追加した。

電動化モデル専用グレード

アルカナに続き、ルーテシアにも導入されたエンジニアードはルノーの電動化モデルにのみ設定される専用グレードとなる。



チタニウム・カラーで装飾

エクステリアは前後エンブレムとグリルをブラック、フロント・グリル下のF1ブレードをウォームチタニウムでカラーリング。サイド・モールやリア・バンパー、17インチの専用ホイールにもウォームチタニウムのアクセントが入る。ボディカラーはブラック系とグレー系の2色を設定する。

インテリアはステッチやインサートなどをウォームチタニウム・カラーとし、ダッシュボードやドア・トリムはカーボン調を採用。ファブリックとレザー調の専用コンビ・シートやアルミ製ペダルも装着し、スポーティな雰囲気に仕立てた。



ボーズ製サウンドシステムを追加

安全装備では、駐車時に周囲を俯瞰映像で確認できるように360度カメラを標準装備。オーディオはボーズ製サウンドシステムを採用している。それぞれ4つのウーファーとトゥイーターにサブ・ウーファーを加えた9スピーカーとなる。

1.6リッターのガソリン・エンジンに2つのモーターを組み合わせたE-テック・フル・ハイブリッドに変更はなし。1.6リッター直4は91ps/144Nmを発生。クラッチを持たないルノー独自開発の特徴的な自動変速機には49ps/205Nmの駆動用モーターと20ps/50Nmの高電圧スターター&ジェネレーター(HSG)が内蔵され、前輪を駆動する。25.2km/リッターのWLTCモード燃費はEVを除く輸入車でトップだという。

価格は379万円。

あわせて、エンジニアード以外のグレードについて価格の改定が発表された。12万~20万円、率にすると4.0〜5.9%値上がりしている。また同時に、既存グレードのインテンス・テックパックは販売が終了した。

エンジニアードを除くルーテシア全グレードの価格は299万〜374万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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