2023.12.31

CARS

【主筆ライター関が選ぶ、2023年の10大ニュース】の第1位はリニューアルで大成功を収めたあのイベント

新車のインプレッションやライバル車比較をはじめ、クルマ好きな著名人のカーライフをつまびらかにする企画など、数多くのクルマ関連記事を取り上げている「ENGINE WEB」。なかでも、ニューモデルの紹介が核となる「自動車ニュース」では、2023年に450本以上のニュースをお届けしてきた。そんな自動車ニュースの中から主筆ライターの関 耕一郎氏が10大ニュースを選出。2023年に関氏が最も注目した1位の話題はこれだ。

コンセプトと名称を変更

2023年にENGINE WEBで執筆した約460本の自動車関連ニュースから気になる10本をピックアップ。1位は、日本最大級の自動車イベントのリニューアルだ。



ジャパン・モビリティショー2023開催

2021年、東京モーターショーはコロナ禍の影響を踏まえた安全面への配慮から70年近い歴史を通して初の中止を決定した。2019年の開催では東京五輪の影響で変則的な会場設定ながら、観客の大幅増を達成していただけに苦渋の決断だったことは想像に難くない。

そして2023年、東京モーターショーはジャパン・モビリティショーと名を変えて開催された。自動車メーカー各社は電動車を中心とした次世代自動車を展示する一方、超小型モビリティや空飛ぶクルマと呼ばれる飛行型モビリティなどを出展するメーカーも見られた。



ベンチャー企業も多数出展

また、ベンチャー企業のブースもなかなか興味深かった。さまざまなタイプの空飛ぶクルマや搭乗型の巨大ロボットなど、従来のモーターショーの枠を超えた自由な展示で観客を楽しませてくれた。

昨今は日本のモーターショー離れが言われて久しく、今回も海外メーカーの参加が3社のみというのは物足りなかった。それでも、来場者数は目標の100万人を上回る111万2000人を達成。今回のリニューアルをきっかけに、ふたたびグローバルに存在感を発揮するショーへの返り咲きを果たしてほしいものだ。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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