2024.01.21

CARS

イタリア製ホットハッチを老舗が料理 Kansaiアバルト595が東京オートサロン2024に登場

東京オートサロン2024で関西の老舗チューナー「Kansaiサービス」が「アバルト595」をベースにしたチューニング・モデルを出展した。

奈良の老舗チューニング・ファクトリー

Kansaiサービスは奈良県奈良市に本拠地を構える老舗のチューニング・ファクトリーである。その歴史は最高速チャレンジやゼロヨンが盛んだった1980年代前半に遡る。という風に書き始めると敷居の高いショップのように聞こえるかもしれないが、代表の向井さんとても気さくな人柄で、ひとりひとりのユーザーに寄り添ったクルマに仕上げることを信条としている。



現在鋭意アップデート中

今回のオートサロンもKansaiサービスのブースには多くの出展車が展示されていた。その中で僕が思わず足を止めてしまったのが「Kansai ABARTH595」。イタリア製の「輸入車」ベースにしたチューニングカーだ。

足を止めた理由は、Kansaiサービスは「国産車」のチューニングでその名を轟かせ続けるショップだからだ。そのブースに輸入車が展示してあることが驚きだった。

訊けば、アバルト595はKansai初となる欧州車デモカーで、ECUチューンとフットワーク最適化で非常に魅力的に仕上がるため、現在アップデートを重ねているとのこと。現在のパワーは207ps/4900rpm、トルクは37.0kg/3700rpm。トランスミッションは5段MT。



チューニングメニューを紹介

アバルト・オーナーにとって気になるチューニングメニューは以下の通りである。

KansaiスポーツECU、トランスミッション・オイル・セパレーター、HKS VITS EXHAUST、リミテッドスリップデフ、レカロRS-GS・SR-6、Kansaiフロアマット(フロント)、HKS VITS SUSPENSION R、Project μ TYPE PSブレーキパッド、アドバン・レーシング TC-4 SE(17×7.5J+35)、アドバンA052(205/40R17)、Kansai牽引フック



文・写真=木原寛明

(ENGINE WEBオリジナル)

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