2024.07.07

CARS

結婚して買ったアウディR8はサーキットで306キロ出た! スピードが大好きな騎手のミルコ・デムーロさん フェラーリを買ったらまた鈴鹿を走りたい!!

ローマかポルトフィーノが欲しいという騎手のミルコ・デムーロさん。

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クルマ好きのゲストを迎え、「これまでに出会ったクルマの中で、人生を変えるような衝撃をもたらしてくれた1台」を聞くシリーズ、「わが人生のクルマのクルマ」。今回登場していただくのは、2015年、JRA(日本中央競馬会)の通年騎手免許を取得し、様々なレースで活躍しているジョッキー、ミルコ・デムーロさん。母国イタリアのクルマが好き、なかでもフェラーリは特別だと言う。

ローマかポルトフィーノが欲しい

今年、2月29日、名古屋競馬場で開かれた地方競馬の重賞レース「かきつばた記念」をサンライズホークで優勝したイタリア人騎手、ミルコ・デムーロさん。



レース後、東京のホテルに宿泊したデムーロさんをフェラーリ296GTSで迎えに行った。地下駐車場でフェラーリ296GTSを見たデムーロさんは、「ワオ!」と目を輝かせた。撮影用にフェラーリ296GTSの広報車を借り出したのは、デムーロさんたっての願いである。

「京都の自宅ではマセラティ・レヴァンテに乗っていました。でもレヴァンテの契約が切れて、いまはクルマがない状態です。しばらくクルマなしでもいいかな? と思っていたんだけど、大阪のショップでフェラーリを見たら、もうすごく欲しくなって。グレイマットのポルトフィーノと青いローマがあった。素晴らしかった。ローマかポルトフィーノ、どちらかが欲しい」

クルマが大好きだというデムーロさんは18歳のとき、イタリアでクルマの免許を取った。最初のクルマは真っ白いMG RV8。

「すごく運転しやすかったです。でも、僕があんまりスピードを出すものだから、調教師の先生が“危ない!”と怒っていた。だから、次はスポーツカーじゃないのにした」

そんなわけでローバー200に乗り始めたデムーロさんだが、我慢できなくなったのか、ポルシェ911カレラ4S(996型)に乗り換える。

「大人になったからもう少しいいクルマに乗りたいと思ったんです。有名なサッカー選手から買いました。黒いボディに赤い内装。カレラ4Sはちょっと運転が難しかったです」

スピードが大好きなデムーロさんは、このポルシェ911カレラ4Sで実家のあるローマからミラノまで約500kmを3時間半で走破したことがあるという。

「カレラ4Sのあとはメルセデス・ベンツのGL。2008年に結婚してアウディR8を買いました。アウディR8は本当にいいクルマでした。動きが軽くて素晴らしかった。サーキットで306km/h出た(笑)」

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