2024.07.20

CARS

還暦には赤いクルマを買うぞ! とアルファ・ロメオ2000スパイダー・ヴェローチェを手に入れた自動車ジャーナリストの九島辰也さん 人間臭さがいいんです!

還暦祝いに買ったという赤いアルファ・ロメオ2000スパイダー・ヴェローチェを走らせる久島さん。

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自分の還暦祝いに赤いクルマを買おうと思っていた自動車ジャーナリスト、九島辰也さん。まさかアルファ・ロメオになるとは思っていなかった。でも、思えばイタリア車とは深いつながりがあったのでした。

転職先は自動車雑誌の編集部


イタリア車の実体験は1995年まで遡る。雑誌の仕事に携わるようになってからだ。この年ドジャースで活躍する野茂英雄投手の姿を見て、当時築地にあった大手広告会社からの転職を決めた。テレビ画面を通して“好き”を仕事にしている人を目の当たりにしたからだ。

晴天のもと気持ちよくアルファ・ロメオ2000スパイダー・ヴェローチェを走らせる九島辰也氏。


関わった雑誌は『Car EX(カーイーエックス)という自動車専門誌。ディープにクルマを掘り下げながらその特徴を理解した上でサラッとかっこよく乗りこなそう! みたいなコンセプトだったと思う。単に新車を紹介するのではなく味付けするメディアで、イタリア車を取り扱う比率は他誌よりも多かった。

取り上げていたイタリア車は、ランチア・デルタ、アルファ・ロメオ75、145、155、164、166、FRスパイダー、FFスパイダー、ブレラ、マセラティ・クアトロポルテ、3200GT、それとフェラーリあたり。「155のバッジ違いランチア・デドラが狙い目だ!」なんて特集を作った。

取材はインポーターの広報車やショップの販売車両なので、動かしてはいたもののリアルに所有はしなかった。修理やメンテナンスの大変さを目の当たりにしていたからだ。ショップで聞くのはいつも「こいつは厄介でさ、このパーツを交換するのにまずここを外してからここを動かして……」なんて小言をいつも聞かされていた。



学生時代を振り返っても、アウディ80やBMW3シリーズや6シリーズ、フォード・サンダーバードやポンティアックなどを選んでいて、イタリア車を買うことはなかった。「目黒通りでマセラティが燃えてたよ」といった会話はそれほど珍しくなかった時代。泥沼にハマるイメージが強かったのは確かである。

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