2024.07.28

CARS

MTもスカイアクティブXも復活ならず マツダのCセグメントSUV、CX-30が一部改良を実施

マツダは、CセグメントSUVの「CX-30」を一部改良し、2024年7月18日に発売した。

スモール商品群の一員

CX-30は、CX-60をはじめとする縦置きエンジン後輪駆動ベースの「ラージ商品群」に対して、「マツダ2」から「CX-5」までの横置きエンジン前輪駆動ベースの「スモール商品群」に属し、マツダ2ベースの「CX-3」では小さすぎるが、CX-5では大きすぎるというニーズに応える。プラットフォームは「マツダ3」と同じ。



6グレード展開に集約

今回の一部改良では、特別仕様車の「20Sレトロ・スポーツ・エディション」と「XDレトロ・スポーツ・エディション」以外のグレード展を刷新。充実の安全装備が魅力のベースグレード「20S Sパッケージ」、 「XD Sパッケージ」をはじめ、シートヒーターなどの快適装備を充実させた上級グレードの「20Sツーリング」、 「XDツーリング」に前記の特別仕様車を加えた全6機種設定とした。

特別仕様車のレトロ・スポーツ・エディションは、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティさを融合。Sパッケージをベースに、ホイールとドア・ミラー・カバーが黒色になるディーラーオプションの「ブラックアピアランスパッケージ」が装着されている。

また、全機種を対象にコネクティッドサービスの機能が拡充された。エアコン、シートヒーターやステアリングヒーターのコントロール、電話の受発信、ナビの目的地設定を音声で操作できる「Amazon Alexa」(アマゾン・アレクサ)が採用された。ネットワークを通じて施設情報や周辺駐車場の空き状況などの最新情報を参照できるマツダオンラインナビも提供される。そのほか、後席の乗員取り残しや荷物の置き忘れをドライバーに注意喚起するリア・シート・アラートも採用され、安心、安全を強化した。

価格は、275万9900~368万5000円。昨年ラインナップから落ちたMTと火花点火制御圧縮着火エンジンのスカイアクティブXは今回の改良で復活することはなかった。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement