CクラスとEクラスのクーペを統合させる形で生まれた「メルセデス・ベンツCLEクーペ」。2024年3月の発表からまだ半年しか経っていないが、2024年9月20日に、新グレードの「CLE200クーペ・スポーツ・スタイル」が追加された。
ユーザーの掘り起こしを図る
ベースは先行販売されていた「CLE200クーペ・スポーツ」。装備を充実させつつも、ベースの850万円から820万円へと価格を引き下げた。新たなエントリー・グレードの設定によりユーザーの掘り起こしを図る。

シートとオーディオをランクアップ
スポーツ・スタイルでは、前席両側にヒーターだけでなく、ベースモデルでは革シートのパッケージオプションを選ばないと装着されないベンチレーション機能を追加。また、同じく革シートのパッケージオプションに用意される合計出力710Wの高精細なナチュラルサウンドが楽しめる「Burmester(ブルメスター)3Dサラウンド・サウンド・システム」と、気分や乗員人数、座席位置に応じて好みの音響バランスに調整可能な「サウンドパーソナライゼーション機能」を標準化している。
インテリアでは、ベースモデルの標準仕様はブラックのみだが、スポーツ・スタイルでは革シートのパッケージオプションで選べる2色を加えた3色展開に変更。また、インテリアトリムには細かな模様の立体的なアクセントがスポーティさを付加する「メタルウィーブ・インテリアトリム」が備わり、洗練された雰囲気を醸し出している。

外観とエンジンは変わらず
フロント・シートは、サイドの張り出しを強めたCLE専用スポーツ・シートを採用。後席は左右独立式で、40:20:40の分割可倒機構により多彩なシートアレンジが可能となっている。シート表皮は、メンテナンスが容易で柔らかな触り心地が特徴の「レザーARTICO」(アルティコ)となる。これらはすべてベースモデルと同じだ。
エクステリアにはベースモデル同様、「AMGラインエクステリア」が標準装備され、力強くスポーティなスタイリングを実現。ホイールはスポーティで精悍なスタイリングを強調する19インチのAMGアルミホイールが装着される。
搭載されるパワートレインとシャシーも変更なし。エンジンは2.0リッター直列4気筒ターボとISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)モーターの組み合わせで、スポーツ・サスペンションも装着されている。そのほか、最新の先進安全装備なども備わり、快適で安心感のあるロングドライブも享受できる。
ボディ・カラーは、「ポーラーホワイト」(ソリッド)を含む全7色展開となっている。
文=塚田勝弘
(ENGINE WEBオリジナル)
                    
                    
                    
                                                                
                    
                 
             
            
            
            
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