現行ディフェンダーは、ショート・ボディで3ドアの「90」(ナインティ)、ロング・ボディの5ドアで2列5人乗りと3列7人乗りを設定する「110」(ワンテン)」、110のリア・オーバーハングをさらに長くした2列5人乗りと3列8人乗りを用意する「130」(ワンサーティ)という3つのボディ・ラインナップになっている。今回、ディフェンダー・シリーズの真ん中にある110に、50台限定の特別仕様車である「110セドナ・エディション」(SEDONA EDITION)が設定され、その受注が開始された。
グローバル向けの限定車
セドナ・エディションは、アメリカ・アリゾナ州セドナからインスピレーションを受けたというグローバル向けの限定車。同地は、アウトドア・アドベンチャーの場として有名で、豊かで美しい自然やアート・コミュニティでも知られている。

110では初採用のレッド
「110 X-ダイナミックHSE D350」がベースで、「130」のみに設定されていたボディ・カラーの「セドナレッド」を「110」に初採用したほか、サイドマウント・ギアキャリア(セドナレッド)」、ボンネットデカールなどの専用アクセサリーを用意。さらに、MERIDIAN(メリディアン)製サラウンドサウンド・システムやカメラ式のルームミラーなどの人気オプションが標準化されている。
加えて、エクステリアには、「エクステンデッドブラック・エクステリアパック」や22インチ・アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)でディテールをブラックで引き締めることで、精悍な佇まいになっている。
悪路走破性を高める装備を付加
装備では、オールテレイン・プログレス・コントロール(ATPC)やテレインレスポンス2、コンフィギュラブル・テレインレスポンスを備えたアドバンスド・オフロードパックも標準装備され、オフロード走破能力も併せ持った特別なモデルに仕立てられている。
そのほか、オールシーズンタイヤ、22インチ・フルサイズ・スペアホイール、スペアホイール・カバー(ボディ同色)、14ウェイ電動フロント・シート(ヒーター&クーラー、運転席&助手席メモリ、4 ウェイ可動式ヘッドレスト付き)、40:20:40分割可倒式リア・シート(ヒーター、可動式ヘッドレスト、センターアームレスト付)、Wi-Fi接続(データプラン付き)、家庭用電源ソケット、クロスカービーム(メタリックグレイパウダーコートフィニッシュ)、シグネチャーインテリアアップグレード、エボニーウィンザーレザー&Kvadrat(クヴァドラ)シート(エボニーインテリア)などが用意されている。まさに全部のせ状態の充実装備が魅力となっている。
価格は、1300万4023円。なお、ベース車の価格は110 X-ダイナミックHSE D350は、972万円〜となっている。
文=塚田勝弘
(ENGINE WEBオリジナル)
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