2024.12.20

CARS

日本市場ではアウトバックの後を継ぐスバル・レヴォーグ・レイバックに黒仕立ての特別仕様車が登場

ステーションワゴンの「スバル・レヴォーグ」をベースに、専用のエクステリアや最低地上高を145mmから200mmまで高めることでSUVテイストに仕立てた「レヴォーグ・レイバック」は、1995年に誕生した「レガシィ・グランドワゴン」の系譜を受け継ぐモデルだ。ステーションワゴンの積載性や乗降性、走りなどを基本としながら車高を高めたことで、高い悪路走破性も享受できる。

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新グレード、ブラック・セレクションを設定

そのレヴォーグ・レイバックが2024年12月12日に一部改良を実施。特別仕様車の設定や先進安全装備のアップデートが図られている。



内外装に黒をあしらう

新設定の特別仕様車「ブラック・セレクション」は、「リミテッドEX」をベースに、シルバーステッチ付きの本革シート、インパネとドア・トリム、ルーフとピラー・トリム、ドア・アームレストなどがブラックで統一された。エクステリアは、ブラック塗装の18インチ・アルミホイールやドア・ミラー、ラスターブラック塗装が施された「LAYBACK」のロゴなどにより、さり気なく上質感を漂わせている。そのほか、スマート・リアビュー・ミラー、ブラックベゼルのフルLED式ヘッドライトなどが用意されている。



アイサイトがさらに進化

また、同時に一部改良を受けたレヴォーグと同様に、先進安全装備も進化。ドライバーモニタリングシステムとドライバー異常時対応システムの連携が強化され、長い時間に亘りステアリングを操作しないときだけでなく、わき見や居眠り運転でもドライバー異常時対応システムが作動するようになっている。さらに、断続的なブレーキでドライバーに注意を促すパルスブレーキ、コーストダウン(惰性走行)も追加。さらに、ドライバー異常時対応システム作動によるハザードランプ点滅のタイミングが減速制御開始と同時に変更されている。

また、アイサイトの車両中央維持制御と先行車追従操舵制御が改良され、直線での車線中央付近を走行中では、介入操舵がしやすいように軽めの操舵感になり、急カーブや白線付近の走行時は、安全性を考慮して重めの操舵感になり、安心、安全なドライブに寄与するはずだ。

価格は、リミテッドEXが399万3000円、特別仕様車のブラック・セレクションが424万6000円となっている。

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文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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