2024.12.28

CARS

新型アウディQ5にスタイリッシュなクーペ・ルックを持つスポーツバックが登場 ドイツ本国で発表された

アウディが、2024年9月のフルモデルチェンジで3代目に進化したDセグメントSUV、「Q5」に、クーペ・スタイルを持つ「Q5スポーツバック」を追加した。Q5スポーツバックとしてはこれが第2世代となる。

ダイナミックでシャープなデザイン

エクステリアは、SUVスタイルのQ5同様、先代よりダイナミックなシルエットとシャープなデザインを追求。フロントまわりでは、グリルを高い位置に置き、その左右にエア・カーテン、下にセンサーを収めたエア・インテークを配置した。サイド・ビューでは、Bピラー付近を頂点にリアへ向けて傾斜がはじまり後方へと引き伸ばされているルーフが特徴だ。サイド・ウインドウはまさにクーペを思わせる流線型となっている。



デジタル化を鮮明に打ち出す

インテリアでは、運転席前にMMIパノラミック・ディスプレイ、インパネ中央にMMIパッセンジャー・ディスプレイを備え、デジタル化がより鮮明に打ち出されている。シート表皮などにリサイクル・ポリエステルを用い、持続可能性への配慮も示された。荷室容量は通常時が515リッター、最大1415リッター。スポーツ・モデルの「SQ5スポーツバック」はそれぞれ470リッターと1388リッターになっている。



48Vマイルド・ハイブリッドが標準

フロント縦置きされるエンジンのラインナップは3種類。いずれも48V電源を用いたマイルド・ハイブリッド機能を備える。モーターの出力は24ps/230Nm。

Q5スポーツバックは、204ps/340Nmのガソリンと204ps/400Nmのディーゼルという2種類の2.0リッター直4ターボを設定。ガソリン車は前輪駆動と4WD、ディーゼルは4WDのみとなる。SQ5スポーツバックは、367ps/550Nmの3.0リッターV6ターボを搭載し、4輪を駆動する。

全エンジンともにトランスミッションはデュアルクラッチ式7段自動MT(DCT)。なお、ライフサイクル後半にはプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の追加が予定されている。

ドイツ本国では、この12月に受注がスタート。日本への導入時期は、現時点では未定だ。



文=関 耕一郎

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