2025.01.26

CARS

スズキが人気のSUV、フロンクスで作った本気の釣り仕様 夜釣りの使い勝手も高めたシーバス・ナイトゲーム

東京オートサロン2025のスズキ・ブースでは、興味深いコンセプト・モデルが見られた。それが「フロンクス・シーバス・ナイトゲーム」だ。

カモフラージュ・パターンのカラーリング

2024年秋に発売された新型SUVのフロンクスをベースに、都会の夜釣りをテーマとしたカスタマイズを施したモデル。ボディはダークなカモフラージュ・パターンをベースに、チャートと呼ばれる蛍光イエローのアクセントを随所に用い、アウトドアとアーバンなイメージを両立した。チャートというのはルアーの定番色のひとつで、黄色や緑のリキュールに由来するチャートリュースの略。この呼称を使ったのは、にわか釣り仕様ではないことを示すメッセージなのだろう。



釣り人目線のアイテム

装備では市販車には設定のないルーフ・レールやルーフ・ボックス、LED補助ライトが目を引くが、フェンダーにはロッド(釣り竿)を保持するホルダー、クオーターウインドウには小物類を一時的に止めておけるバンド付きパネルを設置。釣り人目線でもよく考えられていることを感じる。

ホルダーに設置されたロッドには、スズキと同じく浜松に本拠を置くカリスマ的人気の釣り具メーカー、「メガバス」とコラボしたルアーが吊り下がっていた。



内装にも蛍光イエローのアクセント

内装もまた、グレー系をベースに蛍光イエローのステッチやアクセント・トリム、シートベルトなどを装着。スタイリッシュな印象を強調している。荷室には、釣具の収納に便利なボックスを配置した。

ちなみに、車名のシーバスとは東京湾など市街地から近い港湾などでもよく釣れる魚で、和名はスズキだ。



文=関 耕一郎 写真=宮門秀行、スズキ

(ENGINE WEBオリジナル)

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