2025.05.24

CARS

「これ以上魅力的なルックスの4座オープンはない」 自動車評論家の大井貴之、清水草一が試乗した大人のスポーツカーとは?

清水草一さんと大井貴之さん、大人のふたりが乗ったスポーツカーはこれ!

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。上半期注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗!

マセラティ・グランカブリオ・トロフェオには、生方聡さん、菰田潔さん、山田弘樹さん、大井貴之さん、清水草一さんの5人が乗った。今回は大井さん、清水草一さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

「似合う大人になりたかった」大井貴之

ひたすらスタイリッシュなクーペ、グランツーリスモのオープン・モデル。オープン・エアを4人乗りで楽しめるラグジュアリー・スポーツだ。クローズド・ボディのグランツーリスモに対し、オープン用に補強された車体重量は+100kg。だが、MC20のために新開発された3リッター、V6ツインターボの“ネットゥーノ”エンジンはグランカブリオ用にディチューンされ550ps。電気モーターによるアシストなどは一切無いが、650Nm/3000rpmのトルクと8速ATによって力不足を感じるシーンは皆無。



自然吸気のV8エンジンを搭載していた頃の刺激的なサウンドを懐かしむ声も聞こえてきそうだが、ターンパイクの上りで高負荷の加速フィールを味わえばそんな思いは一発で吹き飛ぶ。

なにより、ソフト・トップとなっても美しいフォルム。そして最新のテクノロジーを持ちながら完璧といえるインテリア・デザインは、古くからのマセラティ・ファンからも一つの文句も出ないだろう。マセラティが似合う大人になりたかったなぁ。

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