2025.03.21

CARS

雪景をイメージした世界に1台の特別なマセラティ・グランカブリオをスイスのイベントで披露

マセラティが、スイスで開催されたTHE I.C.E.サン・モリッツで、2ドア・オープン・モデルの「グランカブリオ・トロフェオ」の特別仕様車「“ONE of ONE – THE I.C.E.”」を披露した。

氷上のコンクール・デレガンス

THE I.C.E.サン・モリッツはスイス・エンガディン地方の結氷した湖面を舞台に行われる、氷上のコンクール・デレガンスとして知られるカー・イベント。マセラティは今回このイベントで、490psのエンジンを搭載した「グランカブリオ」を発表したが、それと同時にお披露目したのが、このワンオフ・モデルである“ONE of ONE – THE I.C.E.”だ。



氷上の風景を想起させるカラーリング

グランカブリオ・トロフェオをベースに、マセラティのカスタマイズ・プログラムである「フォーリ・セリエ」の一環として制作された。ボディ・カラーは特別開発されたアイスリキッド・トライコート。発表会場の風景を想起させる色合いの3層塗装だ。ソフトトップの色はブルーマリンを採用した。

エクステリアには、特製のバッジや、グロスホワイト仕上げのサイド・エアダクトを装着。ホイールは鍛造で、アストレオと呼ばれる雪の結晶を思わせるデザインとなる。ブレーキ・キャリパーはグロスブルーで塗装されている。



アイスカラーのレザーを採用

インテリアはアイスカラーのレザーを採用。トリムには3Dタッチ・カーボンファイバーをチョイスしている。

ほかにも今回のTHE I.C.E.サン・モリッツでは、コンクール・オブ・エレガンスに「マセラティ6CM」と「マセラティ200SI」がエントリー。また、現行モデルのグラントゥーリズモとグランカブリオは4WDならではの氷雪路ドライビングを披露したほか、「MCXtrema」と「GT2ストラダーレ」も展示された。さらに、グレカーレがサン・モリッツの街で走りをアピール。マセラティが存在感を示すイベントとなった。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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