2025.06.05

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「ここにもロックタイトが!」サステナブルで過酷なマシンに使われている接着剤

「接着剤」と聞くと、物を梱包したり、手紙を閉じたりするときに使うものをイメージする方が多いのではないだろうか。しかし、実は接着剤は過酷な状況で戦うモータースポーツのシーンでも活躍している。今回は、環境に配慮したモータースポーツとしても知られるフォーミュラEのタグ・ホイヤー ポルシェ チームのパートナーでもある「ロックタイト」に焦点を当て、その魅力を深掘りしていく。

タグ・ホイヤー ポルシェを支える接着剤「ロックタイト」


ロックタイト(LOCTITE(R))は、1953年に誕生した接着剤ブランドだ。主力製品のねじゆるみ止め用接着剤の特徴は、金属と接触し空気が遮断されると、接着剤が硬化して樹脂を形成するという点にある。

例えば、金属ネジを止める部分にロックタイトを使用すると、金属ネジと金属パーツの間でねじゆるみ止め接着剤が固まり、より強固にネジとパーツを結合させる効果がある。また、振動や熱などにも強いため、ネジ止めした部分が外れる心配がない。このような特徴があることから、ロックタイトは、自動車のパーツや工業製品などに多く使われている。

フォーミュラEマシン(タグ・ホイヤーポルシェ)

もちろん、タグ・ホイヤー ポルシェのフォーミュラEマシン「PORSCHE 99X ELECTRIC」にもロックタイトが使われている。例えば、サスペンションブッシュの固定、ギアボックスのボルトとナットのネジゆるみ止め、衝撃や振動など負荷がかかるサスペンションやブレーキ部品のネジゆるみ止めなど、重要な箇所にロックタイトが使用されている。

その他にも、ロックタイトにはさまざまなタイプの接着剤があり、スマートフォンやカメラなど、日常で使う製品にも使われている。日頃何気なく使っている製品に使われているといっても過言ではないほど、さまざまな部分でロックタイトが使われているのだ。

現在、ロックタイトは、ヘンケル社(日本法人:ヘンケルジャパン)のブランドのひとつとして全世界に流通している。世界中どこでもロックタイトを手に入れることができるため、接着剤選びに悩んだときは用途に合うロックタイトを選んでおけば間違いないだろう。

ロックタイト(243と263)

これほどロックタイトを推しているのは、2025年5月17日・18日に東京ビッグサイト周辺で開催された市街地レース「ABB FIAフォーミュラE世界選手権」東京 E-Prixで接戦を繰り広げたタグ・ホイヤー ポルシェ チームにロックタイトが協力しているからだ。

環境に配慮したモータースポーツであるフォーミュラEチームのひとつであるタグ・ホイヤー ポルシェとロックタイトをブランドに持つヘンケル社は、どちらも高い技術力で自動車業界などを牽引し、環境に配慮した製品づくりをしている。つまり、 “優れた技術力”と“サステナビリティ”という共通点があるということだ。

また、振動や衝撃、捻りなど、過酷な状況となるフォーミュラEマシンにロックタイトを使用することで、その信頼性や技術力の高さをリアルな現場で証明している。

ポルシェスタジオ銀座

高い技術力をさらに磨き、サステナブルな製品を開発しているロックタイトは、フォーミュラE世界選手権 東京 E-Prixが開催される前日(5月16日)にポルシェスタジオ銀座で招待制のイベントを開催した。

ロックタイトの愛用者でもあるユージさんが登壇しユーザーとしての声を代弁


フォーミュラE世界選手権 東京 E-Prix決勝前日にポルシェスタジオ銀座で開催されたイベントには、タレントでありラジオDJとしても活躍するユージさんがゲストとして登壇。クルマ・バイク、DIY、ゴルフなど、さまざまな趣味を持つユージさんは、ロックタイトの愛用者だ。

タレント・ラジオDJ ユージさん

ユージさんは「ロックタイトはバイクを自分で整備していた頃から愛用しています。整備士の先輩も使っていて、昔から当たり前のように近くにありました。それと、クルマを預けた整備工場でロックタイトが使われているのを見て、プロの現場でも信頼されている接着剤なんだと知りました。なので、接着剤=ロックタイトと言っています」と話す。

多くの趣味を持つユージさんも愛用しているロックタイトは、モータースポーツや自動車業界・工業製品だけでなく、DIYや日常的に使うモノにも使用できる接着剤だといえるだろう。

ロックタイトのユーザーでもあるユージさん曰く「信頼性の高い接着剤=ロックタイト」という方程式は、さまざまな現場や製品で証明されているのだ。

■ロックタイトの詳細はヘンケルジャパン公式サイトをチェック

2025年シーズンフォーミュラE 東京E-Prixでタグ・ホイヤー ポルシェは大健闘


タレント・ラジオDJのユージさんも長年にわたり愛用し、信頼しているロックタイトがパートナーとなっているフォーミュラEチーム「タグ・ホイヤー ポルシェ」は、2025年5月17日・18日に東京で開催されたフォーミュラE世界選手権 東京E-Prixで大健闘した。

フォーミュラE決勝戦(2日目)タグ・ホイヤーポルシェ

レース1日目となる5月17日は、ヘビーウェットコンディションでスタートし、マシンがスリップしたり、赤旗中断になったりするなど、波乱のレース展開となった。タグ・ホイヤー ポルシェ チームは、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(A.F.ダ・コスタ)が11番手からスタートして7位(ポイント圏内)でフィニッシュ。パスカル・ウェーレイン(P.ウェーレイン)は17番手からスタートし13位フィニッシュした。

フォーミュラE決勝戦(2日目)タグ・ホイヤーポルシェ

レース2日目となる5月18日は、前日のウェットコンディションからうってかわってドライコンディションとなった。タグ・ホイヤー ポルシェのP.ウェーレインは3番手、A.F.ダ・コスタは7番手からスタート。レース中盤、A.F.ダ・コスタは残念ながらリタイアとなった。一方、P.ウェーレインは華麗なオーバーテイクで一時トップを走行。このままチェッカーを受けるかと思われたが、アタックモード中のマシンに抜かれ、最終的に2位でフィニッシュ。トップを走るマシンとサイドバイサイドの接戦を繰り広げたP.ウェーレインは、チェッカー直前までトップ争いを繰り広げ、会場を大いに湧かせた。

P.ウェーレイン選手(表彰式)

観客とコースが近く、マシンが駆け抜ける走行音を聞かせてくれるフォーミュラEは、映像で見る以上に会場で観戦した方が迫力と興奮を感じられるサステナブルなモータースポーツだ。もし、2026年シーズンも東京でフォーミュラEが開催されるようであれば、会場で観戦してみることをおすすめする。

■問い合わせ=ヘンケルジャパン https://www.henkel-adhesives.com/jp/ja/about/our-brands/loctite-new.html

文=齊藤優太(ENGINE Web編集部) 写真=山田真人(イベント会場)、フォーミュラE(レース走行中写真)、齊藤優太(マシン詳細)

(ENGINE Webオリジナル)
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