4月上旬にスイスで開催されたWatches & Wonders Geneva(W&WG)にてお披露目されたピアジェの新作は、お家芸の宝石ダイアルが映えるアンディ・ウォーホル。ENGINE時計委員のコメントとともに最新作をお楽しみあれ!
“お家芸”のゴージャスな宝石ダイアル
アンディ・ウォーホルが愛用したピアジェの1970年代の名作をモダナイズした秀作。アンディ・ウォーホル美術財団とのパートナーシップ締結により、正式に彼の名をコレクションに冠するようになった。
ケースのシェイプは昔懐かしいブラウン管テレビを思わせ、どことなくレトロなムード。文字盤に使用されたタイガーズアイなどの宝石が、上質なヴィンテージ感をブーストしている。

デリケートなオパールを薄く研磨して文字盤にするには高い技術と度胸が必要だが、1960~70年代に宝石を文字盤にしたゴージャスな時計を多々発表してきたピアジェにとっては、もはやお家芸といっていい。
なおW&WGのピアジェ・ブースでは、ウォーホルが出演した1980年代のコマーシャルフィルムが放映されていた。目をつぶってテレビをかついだウォーホルが「きれい…」と日本語を話す、というインパクト満点の映像だったのだが、読者の中にもご記憶にある人がいるのではないだろうか。
ピアジェ アンディ・ウォーホル
ピアジェの名作に1970年代にアンディ・ウォーホルが愛用した時計がある。ピアジェは昨年アンディ・ウォーホル美術財団とのパートナーシップを結び、正式に「ピアジェ アンディ・ウォーホル」と名付けたモデルを発表する運びとなった。

今年の最新作は独特のケースとゴドロン模様に1972年発表のモデルのオリジナルデザインを反映し、ケースおよびダイアル素材、ジュエリー装飾などに幅広いバリエーションを展開。
メイン写真のモデルは希少なオパールのダイアルを用い、ホワイトゴールドのケースにブルーサファイアをセット。自動巻き。ケースサイズ45mm。予価5852万円。
問い合わせ=ピアジェ コンタクトセンター Tel.0120-73-1874
文=本間恵子
(ENGINE2025年7月号)