2025.08.23

CARS

ぐっさんはカクカク・デザインのクルマが大好き! 山口智充さんがトヨタ・コンフォートをマイカーに選んだ理由が素敵過ぎた!!

ストンと垂直に落ちたテール・エンド。これで白飯食べられます」(ぐっさん)。

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【全2回の(前篇/後篇)の前篇】

TV番組の司会からコマーシャル、映画、ナレーション、そして音楽などで活躍するぐっさん。極めてシンプルで装飾のないクルマが好きなのでした。

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2台目のコンフォート

撮影現場となる都内のハウス・スタジオに到着すると、山口智充さん(以下ぐっさん)が撮影される自分の愛車、トヨタ・コンフォートをタオルで拭いていた。



「アライさん、お久しぶりです!」

まだ集合時間まで10分ある。集合したらすぐに撮影ができるように、クルマを磨いていたのだろう。

よろしくお願いしますと言いながら両手で私の右手をぐっと掴むと、ニッコリと笑った。思わず私の口角も緩む。

ぐっさんは何度か取材をさせてもらったことがあり、ラジオ番組でもご一緒した。ぐっさんに会うといつも心が暖かくなる。太陽みたいな人だ。そういえば、初めて取材したときに見せてもらったギターのネックには「GOOD SUN」(ぐっさん)のインレイがあった。トヨタ・コンフォートの横でポースを取るぐっさんを見ていたら、頭のなかでビートルズの『グッド・デイ・サンシャイン』がリフレインした。

トヨタ・コンフォートは1995年にトヨタ自社ブランドの小型タクシー専用車として発売された。

さて、そんなぐっさんがデザイン推しで選んだのが自身の愛車であるトヨタ・コンフォートだ。

「これは2008年式です。2024年に購入しました。私の愛車遍歴のなかで2台目となるコンフォートです。最初に買ったコンフォートを手放してから、やっぱりコンフォートだなあという気持ちがどんどん強くなって」

熱く語るぐっさんだが、私の目の前にあるコンフォートのスタイリングはいたってフツー。地味と言ってもいいぐらいだ。

「地方の駅前のロータリーにタクシーとして停まっているのは、コンフォートだったり、クラウン・コンフォートだったりするじゃないですか。あの風景が好きなんです。駅から現場まで行く後席で、このクルマを自分で運転したいといつも思っていました。田舎へ行けば行くほどクラウン・コンフォートよりひとまわり小さいコンフォートの率が高くなるんです。しかもマニュアル率も上がる。長崎へ行ったとき細い山道をコンフォートのマニュアルでガンガン行くタクシー運転手さんを見て、自分の欲しいクルマ・リストに入れました」

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